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【投機の流儀】自分の流儀に固執するのも良くないが、コロコロと変えるのは余計に良くない
第1部;当面の市況
(1)市況コメント
先週末の米国市場は、イスラエルのガザへの地上戦開始による地政学リスク台頭でWTI原油価格+5.8%、NY金価格+3.3%、NYダウはエネルギー株が下支えし33670ドル前日比39高(0.1%)と小幅高、一方でナスダック指数は13407ポイント前日比166安(1.2%)となった。
尚、夜間取引での日経先物は31880円と、週末現物値(32315円)より435円程度安い水準で取引を終えている。
(2)株式変動要因は、金利が最多
株価の変動要因として、金利動向に注目する割合が2年半ぶりの高水準になった(QUICK、10月調査)。この調査は10月3日〜5日、投信投資顧問会社などの機関投資家を対象に実施して、130人から出たアンケートである。
6項目の中から最も注目するものを「株式変動要因」として挙げろと言えば何になるかというと、「金利」と答えたのは32%だった。ちなみに、6項目というのは景気・企業業績・金利動向・海外株式・債券市場である。この中で、金利に注目が32%と2年半ぶりの高さになった。
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