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【投機の流儀】相場を的確に言い当てた本、大きくはずした本

【今週号の目次】
第1部 当面の市況

(1)最近の市況の特色
(2)「2日シンポは荒れる」か?
(3)市場、波乱に備える動き強まる
(4)空売りファンドのマディ・ウォーターズが日本株の空売りを始めた
(5)経済対策26兆円、安倍政権時代で最大規模。建設大手株が3%〜6.5%上がった
(6)「管理された日経平均」であり、「大統領が株価操作するNY相場」
今は、「株価操作」されているNYと東京市場だとさえ言える
第2部 中長期の見方
(1)輸入制限を実施する方針を示した米国は徐々に貿易戦争の様相を強めていった、一方、日本市場は国を挙げて「株価操作」をしていることを世界が承知しているので、市場のダイナミズムは喪失する
(2)景気後退が一段と明確になった。これに対する日本経済新聞11月30日号が掲載した「エコノミストの見方」
(3)設備投資計画費が19年当初計画に比べ▲1.3%
(4)欧米から大きく遅れる日銀の出口戦略
(5)米景況感改善説で長期のデッサンが描きにくい
(6)「投資環境は良好でも守りの姿勢を継続する」(ピムコ)
第3部 長期投資の銘柄選択の一尺度
(1)成長株(グロース株)と割安株(バリュー株)
(2)「長期投資、同族企業が狙い目?」
(3)創業オーナー経営企業のリスク
(4)中長期の選び方
第4部 的確に言い当てていた本、大きくはずした本
第5部 「資産価格バブルの経済理論」

(1)「資産価格バブルの経済理論」「低格付け債バブル変調」という大見出し
(日本経済新聞12月1日号の第一面)
(2)旧経企庁以来、景気の「山」「谷」を、事後に振り返って決めることにしてきた、これは正しい
第6部 「国運の分岐点 中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか」 
第7部 読者との交信蘭

第1部 当面の市況

(1)最近の市況の特色
〈1〉先導銘柄不在
〈2〉機関投資家が買うような「大通りにある銘柄」でなく、どちらかと言えば「人のゆく、裏に道あり、花の山」的な銘柄がにぎわった
〈3〉政府発表の経済政策によって例のごとく建設大手株が3%〜6.5%上がった
上記〈2〉による動きは、9月初めから先週末までの日経平均上昇は約15%だが出始めに深押しがあった、にもかかわらず、ジャスダック平均は連騰し続け直近では11日連騰し小型株がにぎわった、これは市況の先導役になれない。

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