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【投機の流儀】ポストコロナの経済回復はV字型であるという背景

第1部 当面の市況

(1)当面の市況は、(金融超緩和=株高。景気回復=株高)・対・(不安材料山積み=株安)、この綱引きが当面は続くであろう
今週は週明けは売り先行で始まろうが、ここ2~3週間の相場の流れを引き継ぐ形となろう。つまり、膠着相場だ。
ただし膠着相場と言ってもアベノミクス大相場の大天井圏のレベルに張り付いている
のだから、これは異常事態の中の株価水準としてはタダゴトではない。将来の大変革と大相場を暗示しているのかもしれない。

FRBは金利を長期にわたって低金利に抑え込む姿勢であるから、これが米国株高ドル安をまねく趨勢に変わりはないと思う(FRBがドルを市場にどんどん増やせば、モノが増えればそのモノは安くなるという経路で趨勢としては穏やかなドル安であろう、これに対して円は対ドルではその方向が定まらず、107円中心が続くだろう。
ウィルス感染拡大が世界的に続いているにもかかわらず投資は景気回復を期待した姿勢を保つだろう。日銀やECB(欧州中央銀行)は先々週に金融政策を会議する会合を開き、コロナ対策の大規模な金融緩和政策の期待を高める。
(金融緩和=株高。景気回復=株高)・対・(不安材料山積み=株安)
、この綱引きが当面は続くであろう。

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