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【投機の流儀】デフレマインドからインフレマインドへの「メガトレンド」の変化
■ 第1部;当面の市況
(1)市況コメント
先週末の米国市場では、NYダウは小幅反発で34500ドル前日比25(0.1%)高、ナスダック指数は4日続落で13290ポイント前日比26(0.2%)安となった。夜間取引での日経先物の終値は31490円と、週末現物値(31450円)より40円程度高い水準で取引を終えた。
「Sell in May and go away. But remember come back in September. 」の米国の相場格言は、「But remember come back in September」が重要で、株価が年末高傾向の起点となる9月頃の安値時に再び市場に戻ってくることを忘れないように、としている。
現在の日経平均株価(31450円)では6月19日高値(33772円)から8月18日安値(31275円)までの日柄2ヶ月・下落幅▲2497円・下落率▲7.4%の調整となっている。先週(8月14日〜18日)の下落幅は▲1022円となっており、急落があれば一気に3万円の大台の攻防場面の可能性もある。
強い支持水準となる日経平均の200日移動平均線が29191円(8月18日現在)、PBR1.2倍水準が29953円(8月18日現在)と、3万円の大台割れは目先の突っ込み買いの好機となってくる。
季節性からも現金ポジションを比較的高くした姿勢を堅持しながら、突っ込み買いに備え、一足一刀の間境(まざかい)で相場と対峙したい。
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