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【投機の流儀】人口減の日本に対策あり

第1部 当面の市況

(1)当面の市況コメント・週明けは小確りで始まろう
週明けは小確りで始まろう。
先週末の米国市場では、NYダウは終値3万1338ドル前日比▼46、ナスダック指数は1万1127ポイント前日比+13の小動きとなった。
CME日経先物は2万6800円、現物の週末値より300円程度高い水準で取引を終えている。前引け後の安倍元首相銃撃の報道を受けた日経先物の急落とETF分配金捻出の売りに押されて縮小した上げ幅を戻すかたちとなっている。

週末に発表された6月米雇用統計は市場予想を上回り、7月26~27日のFOMCでも0.75%の利上げに動くとの警戒の一方で米国経済のソフトランディングへの期待もあり、方向感に乏しい動きとなった。
これまでは米CPIなどのインフレ指標が注目されてきたが、米ISMなどの実体経済を示す指標にも市場の関心は移ってきている中で、今週13日(水)6月米CPI、15日(金)米小売売上高の発表となる。

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