【投機の流儀】コロナ禍での投資戦略には銘柄別に見る眼が要る
第1部 当面の市況
(1)週末の状況は大いに示唆に富む今後の激変
週明けは売り先行で始まろうが、これは世界の金融政策は綱渡りの危うい均衡を写しての日経平均の話しだ。
週末の状況は大いに示唆に富む。一言で言えば「NT倍率修正相場」に急変した。最近は「日経平均だけ見ていたらトンデモナイ見方に偏る」としてきた。今後は一部分の銘柄で日経平均が左右されるという事態が少なくなろう。
個別の銘柄に注目が行く。現に週末は日経平均は一時600円下がったにも関わらず値上がり銘柄数の方が値下がり銘柄数の2倍以上もあった。新高値銘柄が稀にしかないほど多数続出した。
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