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【投機の流儀】2020年の見方
第1部 史上最高値から満30年後の当月当日に思う
(1)史上最高値から満30年後のその月その日
満30年前の大納会は、日経平均の史上最高値3万8915円、平成1年の大納会だった。それから満30年後の平成31年の大納会は、平成1年大納会のちょうど6割のレベルで終わった(時価総額は当時よりも大きいが、これは上場銘柄が圧倒的に増えたからである)。
日経平均はアベノミクスの大天井、2018年10月2日の2万4200円は超えることはできなかったが、年度内の最高値を示現して19年は終わり、大納会としては平成2年から29年ぶりの高値で終わった。しかし、30年経っても過去の高値を奪還できないということは日経平均に関してだけで言えば「失われた30年」と言っても良かろう。
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