見出し画像

【投機の流儀】日産西川社長についての深い疑義

【今週号の目次】
第1部 当面の市況
(1)先週の市況に中身の変化
(2)先週後半3日は久しぶりに活況を呈した感があった。売買金額も増えた
(3)NY市場の動向
(4)半値戻りを超えれば高いという根拠の薄い見方、一目均衡表・週足ベース
(5)何が「過度」で何が「適度」なのか、それは既報で述べた「風船の膨らみ具合」による
(6)果たして「半値戻りは全値戻り」か?
一方、NYは粘る
第2部 消費増税は景気を壊すか、平気か
(1)消費増税賛成が4回目にして初の5割超え
(2)いろいろな見方(9月8日・NHK「日曜討論」の要約)
・元日銀副総裁の岩田規久男氏(現在・学習院大学教授)の見方
・次に大和総研熊谷亮丸氏の見方。
・飯田泰之氏(明治大学教授)の見方
・筆者の見方
(3)消費増税を前に家計は萎縮
(4)「日経不況」あるいは「マインド不況」
第3部 中長期の見方
(1)機関投資家の8割が日本株を割安だという
(2)「株高・円安」と「枯葉も山の賑わい」
(3)今年度の最大の焦点は世界同時不況、米中貿易戦争はそれに輪をかけた――「脱中国」「脱英国」が進み、そのために経費が要るので前向きな設
備投資どころではない
(4)欧米の中央銀行の追加緩和は円高傾向を呼ぶ要因となる
(5)日銀が出口戦略に一足かけた
(6)香港の騒動
(7)超低金利の罠
(8)先進諸国の中央銀行の今後の出方--安倍首相にハシゴを外された日銀の苦悩
(9)市場予想を上回る米景気指標
(10)LME(ロンドン金属取引所)とBDI(バルチック海運指数)
(11)政権と日銀総裁との間に溝ができつつある
(12)世界経済全体が暗転しても不思議はない状態
第4部 次なるトランプショックは何か? トランプは再選されるか?
(1)次の「トランプショック」は何か―-トランプがパウエルFRB議長をクビにすることだ
(2)パウエルFRB議長とトランプの関係を要約する
(3)レーガン元大統領のやり方を思い出せば「トランプの為替介入はあり得る」と言うことになる
(4)トランプは再選されるか
(5)トランプに振り回されるNY株価----いつまで持つか?
二千数百年前にプラトンが恐れたようなポピュリズム政治の危険が世界各国に現れた
第5部 内閣改造の中身を少し考える
第6部 日産西川社長についての深い疑義
(1)日産自動車の西川社長の進退―-これは「解任」と発表すべきだし退職金は出すべきではない。むろん、不当・不正にとった4700万円は回収するが、その上で懲罰があって然るべきだ
(2)ふたたび日産西川社長のこと――通産省から来た役員指名委員長は一般企業内の常識たる「不当行為と不正行為の区別」を心得てなかった
第7部 読者との交信蘭(野村、トヨタについてY様との交信、9月13日)

第1部 当面の市況

(1)先週の市況に中身の変化
満月の週末は、4月26日以降の高値を付け令和時代の最高値で週末を終えた。メジャーSQをクリアして終わった。メジャーSQをクリアしたときは当面は確りするというアノマリーがある。

ここから先は

22,450字

¥ 400

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?