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【投機の流儀】日本も米国も数年先の景気回復を先取りしている

【セミナー開催のお知らせ】
「株式会社まぐまぐ(証券コード:4059)主催、山崎和邦・一日集中「Web」セミナー」
従来、東京証券会館で開催し、ご好評を頂いてきたセミナーを今回はオンラインで開催します。

―「賢者の投資」であるために―
・Chapter-1: 基調講演(13:00-14:00)
「景気循環」の基本経路と相場循環を知る
・Chapter-2: 事前アンケート(14:00-15:00)
「読者諸賢と私の成功例・失敗例から学ぶ」、その上で次の「壮年期相場」に向けての準備をする
・Chapter-3: 2021年相場の見通し(15:00-15:30)
「バブル懸念」と向き合いながら、どう2021年相場へ対応するか、その心構え
・Chapter-4: 「大通り銘柄」の大勢下限を狙う!(15:30-16:00)

※セミナー本編終了後、「オンライン質疑応答」16:00~17:00
※先着50名様は、後日に山崎先生と直接電話(20分間)できます

第1部 当面市況

はじめに――週末の様子と週明け
米雇用統計が日本時間で先週週末の夜発表だったから、この日に買うことはないという雰囲気で手を引いていたところ、コロナのワクチンが年内配分量が当初計画の半分に減るというニュースが伝わり経済回復の遅れを嫌気した。そこへ、今夕、菅総理が追加経済対策の件に言及すると伝わり、やや持ち直した。

今週週明けは強含みで始まろう。先週4日の夜に米雇用統計の発表があったが、この雇用悪化が早期経済対策の期待を想像させ、NY市場は「いいとこどり」で強いだろう。

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