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【投機の流儀】株は悲観ムードの今こそ買い

第1部 当面の市況

(1)市況コメント
先週末の米国市場では、NYダウは終値3万0822ドル前日比139(0.5%)安、ナスダック指数は1万1448ポイント前日比103(0.9%)安となった。

尚、CME日経先物は2万7355円。日経先物は9月の配当落ち分を引いた価格で取引されている。9月28日(水)が権利落ち最終日となり、翌29日(木)の権利落ち分は、日経平均で224円程度、TOPIXでは19ポイント程度とされる。
配当落ち分を考慮すれば、週末現物値とほぼ変わらずで取引を終えている。

2022年の米国相場は、「FOMC開催に向けては警戒で相場軟調→FOMC通過による出尽くしで反発(警戒し過ぎの修正)」の短期的なリズムを繰り返している。今週開催のFOMC(9月21日)が目先の分岐点となる。

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