【投機の流儀】景気の「後退期」に入ったならば、株は買い始める準備をしなければならないだろう。

第１部；当面の市況

（１）先週の終わり方

週末の騰落レシオ（２５日）は１１０％。２５日線との乖離はマイナス０．６９％という形で、いずれも目先的には「売られ過ぎ」でもないし「買われ過ぎ」でもない。

週末の日経平均そのものは２００日線を僅かながら上回って終わった。そして、２００日線も１００日線もほぼ同じところにある。しかし、売買金額はたいした額ではないから、活況を呈し始めたというほどではない。