【投機の流儀】ポスト・コロナの価値観の変化

第1部　当面の市況

（1）週明けはNY・東京ともに穏やかに始まろうが、毎回の週明けとは違う点が二つある。（Ⅰ）週末の決算発表後の初場だ、銘柄別に明暗が出る（Ⅱ）週明け寄り付き前に1～3月期のGDP発表がある
3月大幅安の半値戻しを4月30日達成し、これは1日で終わって2度目に半値戻し達成後、2万円台を一応は粘ったが「（半値戻しに）敬意を表して」　（市場では「（株という生き物が）何々に敬意を表して何々した」という表現を屡用いてきた）3日続落。4日目に再び2万円台に乗せて週末を閉じた。
この辺が目先は戻りの限界か。次の目標はと無理に言えば75日移動平均線（週末で2万0576円）、これを抜けば3月大幅下落分の62％戻り（黄金分割の大なる方（★註1））で約2万1270円になる。ここまではないだろう。所詮は中間反騰だから。
3日続落は3週間ぶりだった。5月7日以来、2万円台を一応は粘ったが、14日（木曜日）2万円台を割り込んで15日に2万円台で引けた。