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【投機の流儀】相場激動の仕掛け人
第1部 当面の市況
はじめに
本稿は、10月10日号の第1部(10)で「ここでの弱気は誰でもいえる」と
言い、売り方の安値たたきの可能性を述べた。果然、翌日から1週間で1010円を急騰した。
8月20日の2万7000円~9月の3万600円の上げ幅×黄金分割比=2232
円、3万600円-2232円=2万8036円≒2万8059円(前日の終値)と言う事
実を述べて根拠とした。さて今後は?
米国市場では、9月小売売上高の2カ月連続の増加による景気回復期待でNYダウは382ドル高となった。原油価格は+1.5%上昇で82.53ドル、ドル円は114円25銭、CME日経先物は29195円で週末現物値より130円程度高い水準で取引を終えている。
また個別のADR(米国預託証券)では、米国政府は11月8日からワクチン接種完了者に入国制限を解除するとの発表を受けてANA(9202)、ゴールドマンサックの好決算を受けて三菱UFJ(8306)・三井住友FG(8316)が上昇している。
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