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【投機の流儀】米地銀破綻前日の日経高値ツラ合わせか、2年3カ月続いたボックスを抜ける気か?

第1部;当面の市況

(1)市況コメント

週末の米国市場ではFRB高官のタカ派発言が相次ぎ、利上げ継続懸念が株価の重しとなった。NYダウは3万3886ドル前日比143(0.4%)安、ナスダック指数は1万2123ポイントで前日比42(0.3%)安となった。

国内・米国市場ともに決算発表がスタートしており、週末の米国市場ではJPモルガンが好決算を受けて+7%となっている。これを受けて、三菱UFJなどの国内大手行のADRは週末東証終値比で+2%程度の上昇となっている。

また、米金利上昇で132円台半ばにあったドル円は133円75銭の円安に振れた。米国株下落の影響は円安で相殺され、CME日経先物は28520円と、週末現物値(28493円)とほぼ変わらず水準で取引を終えている。

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