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【投機の流儀】国際比較の上で割安でも買われない日本株

第1部 当面の市況

(1)米市況との当面の関係
先週末の米国市場では、NYダウは35089ドル(▲21)と小幅安、ナスダック指数は14098(+219、+1.5%)と、前日のハイテク株の大幅下落の反動高となっている。雇用統計の結果を受けた一段の金融引き締め観測で景気を冷やすとの見方で景気敏感株が売られ、一方、利ザヤ拡大期待で金融株は買われた。

尚、CME日経先物は2万7250円と、既に米国市場の上昇を見込んで上昇していただけに、200円程度の下落となっている。ただ米国株同様に、ADRでは三菱UFJ・三井住友FGなど金融株は上昇している。

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