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【投機の流儀】中小型株厳選で行くか?「勝ちやすい所で勝つ」か?

第1部;当面の市況

(1)市況コメント

2023年最後の米国市場は持ち高調整で小幅安。CME日経先物終値は33275円と、週末現物値(33464円)より180円程度安い水準で取引を終えている。

各国主要指数の年間パフォーマンスでは、NASDAQ+43%、日経平均+28%、ドイツDAX+20%、インドSENSEX+18%、NYダウ+13%と、日本株の堅調さを示した。
しかし、岸田内閣の支持率急低下以降の直近3ヶ月では、NASDAQ+12%、NYダウ+11%、インドSENSEX+9%、ドイツDAX+8%、日経平均+4%と、日本市場の劣勢が顕著となっている。

2023年前半の日経平均は大きな上昇トレンドを示現したが、年後半は保合い相場を形成しおり、年前半に盛り上がった日本株への過度な楽観から慎重な見方への変化を示している。  
先ずは、2024年相場では保合いの日経平均の次の方向性を見極める局面となろう。

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