【投機の流儀 セレクション】ソフトバンクの不振が市場にもたらしたマイナス
18年前の野村の1兆円ファンドと同じである。あれは個人投資家のストックマインドを大いに冷やした。当時の小泉政権の言う「貯蓄から投資へ」の政策を正面からぶち壊す結果となった。今度の2兆6千億円のソフトバンク売り出し1,500円に対して大台を3回変えて1,100円台まで行ったということは、売り出し公募を買った8~9割は個人投資家であろうから、個人投資家のストックマインドを大いに冷やしたであろう。ソフトバンクの公募売り出しは野村だけではなく証券各社のオールジャパン勢ぞろいであったか