作業場について


 デジタル環境で絵を描かれている方の自宅の作業場が公開されてて、色々試したが、無理だった。自分は基本的に家だと仕事ができない性格らしい…
 当初できない理由を自分では周りからの監視がないとサボるから、というのかと思っていた。でも、何となくそれが根本的な理由ではないな、とも思って原因を考えていた。そんな中、思い至ったのが下記の、自分の中では家=休むとこ、寝るところの条件付が、どうしても抜けないという説である…現に実家でやってみたが無理であった…

 そこで自宅を出て外で描こうとなったわけだが、ここでも色々試行錯誤した。重要な店舗の条件は死角があり背後がとられないことである。特に自分はアダルトを描くため下手に子供が見たり、拡散されても困るので(店長に見つかって出禁、要注意人物になるのも避けたい…)
 また、店の邪魔になる時間は避けた。ファミレスなら11時30分から13時30分くらいは避け、喫茶店は14時から16時くらいは避けていた。
 機材はWacomのモバイルスタジオを保有しているのでそれを用いていた。実のところシンティックコンパニオンの時代からウインドウズPC一体型の液タブが可搬性があって好きで…


 初期段階は喫茶店、カフェ、ファミレス等の店舗を試した。周りや店員からの目線やWeb会議(部下を叱責するオヤジはこっちも怒られてる気がするからやめてほしかった…)、特に多いのは転職系の面談、挙句の果てには危なそうな勧誘の漏れ聞こえる声(宗教みたいのだったり、陰謀論者の集まりだったり、ビジネス系の傍から見ると危なそうなもの、加えて同一人物と思しきが先週も同じ話してましたよね…みたいな、あと客を帰した後に雰囲気が一変し、元締めらしき人物にへこへこ電話しているのも見聞きした…)に辟易して、コワーキングスペースなどを検討する。喫茶店やファミレスで起きた、傍観者の目線での事件簿は後日思い出したら書こうかとも思う。

 最初は日経のオフィスパス使って色んなコワーキングスペースを試した。この商品は全国各地の色んな提携コワーキングスペースを利用できる回数券のようなもので、気分転換もかねて複数拠点でやりたいと思っていた自分にとって非常に良かった。
 でも、行く拠点が、駅からの近さや座席の配置、営業時間等の理由で特定の場所に偏るようになり、1カ月当たり30回しか使えないという制約もあることから、オフィスパスで色々回る中で、よさげなコワーキングスペースだけの契約に切り替えた。そこで満足して使っていたのだが、コロナウイルスが落ち着いてきたこともあり、よく利用していた拠点が無くなることが決まり別のコワーキングスペースに切り替えることにした。

 現在そのコワーキングスペースを利用しており、そこも複数拠点を有していることから、色々な拠点を試したが、自分自身の条件に合うところがだいたい決まってきて、値段は若干上がるもののそこでの指定席を契約し日々作業している。

複数回る中で色んな人間を見た…
その中で一番厄介だったのは〇す!!とか〇ね!!とか物騒なことを大声で叫んでいる男性で、どうやらゲームをプレイ中のようで…ちらりと顔を見たところ…意外とかわいらしい顔つきで意外性を感じたのであるが…席を立って通路を歩いている時もいらついているのか「ぜったい〇す!!」と叫んでおり…怖くなってその拠点にはいかなくなったのだが、後日運営からメールが飛んでいたので他の人がクレームを入れたらしい…そのあといったけど彼はいて普通に叫んでたので無意味だったと思われる(運営側も他人の傷つくような言動はやめましょうというようなやんわりとしたメールで…さすがに〇ね!というのはやめましょうとも言えない…というより彼は大学生っぽさもあり契約者が親御さんなのかもしれず連絡がいかなかったのかも…やっぱりああいう人がいるのが原因なのか人が減ってた…)なのでコワーキングスペースゲームしている人がいると、偏見は持ちたくないのだが隣に座るのは避けるようになったのは悪い処世術か…(実はほかの拠点でも物騒なことを叫んでいるゲームしている人がいて…多分別人だったと思うが…極力隣に座るのは避けるようになったのはそういうのもある…変なアレルギー反応を持ってしまいゲーム好きの人には本当に申し訳ない…)

上げればきりが無いが、数分の電話ならOKとなっているスペースで、数分ならいいだろという考えなのか、1日中コールセンターと化して落ち着かないケース、ウェブ会議禁止のスペースで相手方の音声も切らずに1時間半以上とか(たしかこれも部下への叱責系)、しかも混んでるときに隣に来るとか…何度か地獄を味わったこともあるが…

書きすぎた気もするのでこんなところで終了…


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