本当のプロトレーダーの話しか役にたたん！

ポンドはボラティリティがあるから、トレードに良いって本当？

《言いたいことの結論は記事後半に》

SNSを見てると、ポンドを中心にトレードをする、という稼いでる風のトレーダーさん、結構多いです。
ポンドドル、ポンド円

理由はボラティリティがあるから
伸びた時の、伸び幅が広めになるのがポンド
だから取りやすい、というのは理屈としてはわかるのですが、

僕は、動きが雑な感じがして、うまく手法が噛み合う感じがしないので、ほとんどやりません。

それもそうなんですが
そもそも、それよりもスプレッド広めなのでやりたくない。

中期、長期でのトレード、
ゆったりめのデイトレードや、スイングトレードであれば、
スプレッドは、そんなに狭くなくても大して問題ではなさそうというのはわかります。

ポンドをメインにトレードすることを、全く否定する気ではありません。

ちょっと気になるのは、
ポンドを中心にトレードをしているというトレーダーに、
スキャルピング的な短期トレードをしてる人が見受けられること

スキャルピング的なトレードの仕方だとスプレッドは結構な負担になるので、重要視すべきファクターになるはずなので、

？？？と思います。

あともう一つ
SNSで、収支だったり、含み損含み益だったりをスマホMT4、MT5のスクショ画面で出してる人もよくみます。

おそらく多くは海外口座でのトレード状況を示したもの
海外口座は基本的にスプレッドは広め
（ECN口座であれば少し抑えられますが）

もしそれがスキャルピング的なトレーダーだった場合は、

？？？と思いますし、

何発も同じ通貨ペアをエントリーしまくってるのもよく見るんですが、
そのエントリーの度にスプレッドがかかってるわけで、
それがまた中期、長期でのトレードであればまぁいいのでしょうが
スキャルピング的な短期トレードだった場合を見ることもあります

？？？です

とある、スキャルピングをやってる、実際に稼いでるだろうトレーダー3人の対談動画を観ました。

2時間近くあるもので、
そんなに再生回数のある動画でもないし、1年前とか、そんな動画ですし
どんな内容か、中身は聞いてみないとわからない。

ですが実際に稼いでるトレーダーの話は、端々にすごい有益な情報が出てくるので、本当にためになるので、
作業しながら、ラジオ的に聴いていたら

出てきましたポンドの話。

みんな、ポンドやらないって笑

理由は、僕のものとほぼ同じでした。

雑な動きが邪魔になる、そもそもスプレッドが広い。

何が言いたいかといいますと

僕は、ポンドをやらないっていう自身のスタンスを疑ってたわけではありません。
それは、自身が感じてそうなっているから。

ですが、SNS上ではポンドトレーダーをよく見る。
中にはスキャルピング的なトレードをしてるのかな？という人も見受けられる。

「あれ？自分のスタンス、特殊なのかな？」と、

ポンドやらないっていう僕のスタンスって少数派なのかと思ってました。

がしかし、実際は
スキャルピングのプロトレーダー3人が、同じようなことを言っていた。

「ほらみろ！」って言いたいわけじゃありません笑

単純に、ちょっと安心した、ほっとしたという感じ。
自分が行き着いてたところはそんなに間違ってないんだ、と確認ができた感じ。

こういう時ってね、疑ってたわけじゃないんだけど、ものすごく安心するんですよね。

「共感」というやつです。
こちらが勝手に一方的に共感しただけなんですが笑

人間関係でもありますよね、
「おかしいなぁ」と思ってるんだけど、当たり前の様に進んでることがあったといて
自分と同じように「おかしいなぁ」と思ってる人を見つけた時、
「ですよね！？？」っていう共感。

ちょっと例が違うかな笑

ともかく、他人と「共感」を持てたとき、人はとっても安心するんじゃないかっていう話です。

恋愛関係にしろ、友人関係にしろ、「共感」って大事です。

価値観が近いとも言えるかもしれません。

それともう一つ、言いたいこととしては

トレードに関して
本当に稼いでるトレーダーさんの言葉って、SNSでは意外と目立ってないってことです。

つくづく思うんですけど、
トレードに関する常識って
SNS上で見えてくる常識とずいぶん違う気がします。

どうしてそうなってるか？原因のうちの大きな要素の1つは
商売目的が多いこと。
商材屋やアフィリエイト、メンバーシップ、オンラインサロン等々
稼ぐネタは色々あって
そういった人達の発言は、真意を伝えたいわけではなく、商売につなげたいからっていう発想のもとに行なわれるから。

まぁそれだけが原因ではないと思いますが、
ほんと、プロの方々の話を聞くのと、SNS見てるのとで、ギャップがあるんですよね。

スプレッドに関して付け加えますと
狭ければ良いってわけでももちろんありません。

スリッページの具合や、口座凍結のリスクも踏まえないといけませんし
業者を選ぶにも
追証などのリスク管理、入出金、税金対策など、いろいろあります。

人それぞれ、使いやすい、使いにくいもあるでしょう。

トレードを行なうにあたって、
本当に必要な情報、役に立つ情報はなんなのか？
その精査が、実は一番重要なんじゃないか、とさえ思います。