見出し画像

2024.6.8 登山力の成長、初級編

起床。お山に行きます。水やおやつなどを買い出して、いざ。

今回は大阪府河内長野市、岩湧山。実は大人になってからの初登山がこの山だった。山好きな先輩に「初心者向けだから」と連れて行ってもらい、きゅうざかの道(階段が多く、その名の通り急坂だが手っ取り早く頂上に着くことができるコース)で死にかけた山だ。運動不足かつその時は今より10キロ以上太っており、登山自体小学校の裏山登山で経験値が止まっている状態で、とんでもなく疲れたのを覚えている。
それでもその登山で「もう行かねえ!」にならなかったのは地獄の先の景色と、山頂のおにぎりがウマすぎたから。つらい理由もうれしい理由もすべてが肥満すぎる。

というわけでリベンジの岩湧山。初登山と同じようにきゅうざかの道を登り、上でお昼ご飯を食べ、みはらしの道で帰ってくるといった流れだ。

キングギドラみたいなお花
バイカラーのはっぱ


ご機嫌に登りつつも、「私はこの道で一度死んだのだから油断してはいけない!」と気を引き締め続ける。ブレワイやティアキンで死ぬと、地図上の死んだ箇所にバツがついている。私は岩湧山にバツがついているのだ。

とかなんとか言うてる間に登頂。え!?本当に!?もう山頂なんですか!?なんならスキップでもしましょうか!?くらいのテンションで、登頂。これが……成長…………。
岩湧山は山登り初級のお山だが、リベンジして初めて、確かに初級がわかった。初めての時は初級だかなんだか知らないがつらいものはつらいだろうが、と思っていた。ちょっとずつお山の経験を増やして、どんどんいろんなところへ行きたいなと思う。

岩湧山の山頂はなんといっても見晴らし!見晴らしが良すぎる。ぐるり見渡せて、山々を眺めたり、街を眺めたり、「いまお山の上にいますよ!」という感じがとてもする。そこで食べるカップ麺やおにぎりが、とにかくおいしいのだ。

お供はカップスター
スイカも食べたし夏

山頂でお昼ご飯を食べている人たちがみーんなお山の話をしている。チラッと見かけただけでも、今日、いま、ここで、仲良くなったばかりなんだな、みたいな人たちを何人も見た。山コミュニケーション、おおらかだ、なんて話をしながらのんびりと過ごす。

ゆっくりして下山。下りる方がつらい。先輩とともに、下山の悪態をつきながら降りる。

切り株を怒らせたり
ハートになっていたり

なんとか下りきって、リベンジ完了。成長を感じた、いい登山だった。
というわけで温泉へ出発。大好きな八風の湯へ!


……行ったはいいものの、8のつく日で入館料が安い上に新しい岩盤浴がオープンしたばかりでとんでもない人混みだった。リサーチ不足…。まあでもちゃっかり新しい岩盤浴で汗をかき、お風呂でゆっくり体をあたためさっぱりしてきた。温浴施設は空いている場所やタイミングを絶対狙いたい。

かっこいいね君

お風呂の後は近くのラーメン屋で一杯。好きなことしかやってない大満足の一日。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?