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ひとくず

美d生活工房の酒井です。
このnoteでは仕事やショップのリニューアルのことを書くつもりで、好きなことを書かせてもらっています。
社内には次は仕事のことを書きますと伝えていましたが、今回も個人的に観た映画のことを書かせてもらおうと思っています。
なぜなら、この映画は本当にいろいろな人に観てもらいたいのと観てもらわなないといけないと感じているからです。

タイトルは「ひとくず」。
いろんな意味があるとと思いますが、「人間のくず」という意味です。
児童虐待をテーマにした映画。
このことで引く方もいらっしゃると思います。

映画紹介の文章をお借りします。

少女を地獄からすくったのは、人間のくずだった―――. 

厚生労働省の発表では児童虐待は26年間増え続けているそうです。
そのことをちゃんと取り扱った映画だと思います。
だからこそ、いろいろな人に観てもらいたいです。

当然、辛いシーンはありますが、ただ辛いだけで終わることのない映画です。

ものがたり

虐待を受けている少女「鞠」。
家には食べるものもなく、母親にも置き去りにされ、マンションのドアには何重にも鍵を掛けられ閉じ込められています。
その部屋に空き巣に入ったのは犯罪を繰り返してきた男「金田」。
幼い頃に虐待を受けていた金田は鞠に自分の過去を重ね合わせて、自分のできる方法で鞠を救おうとする。
(すいません。うまくまとめられないので映画サイトのあらすじを読んでもらえたらと思います。)

鞠の母親「凛」や鞠に虐待をする母親の恋人、鞠を助けようとする担任や児童相談所の人間もいますが、それでも母親を慕う鞠の気持ち、金田を慕うようになる鞠の気持ちが伝わってきます。
そして、児童虐待が負の連鎖でどこかで断ち切らないいけないと思わされます。

最終的に人の良心が鞠を救うことに繋がるのですが、途中に出てくる金田の少年時代、エンディングでは鞠、凛だけではなく金田も過去からも救われることになります。

恥ずかしいですが、観終わってぼろぼろと泣いてました。

あとは児童虐待がテーマですが、子供が暴力を受けるシーンはなかったこと(カット割りでそう見えるようにしています。)、悪い人間意外は基本優しい人が多かったことが、この映画を重いものにしなかっただと思います。

「ひとくず」との出会い

上映館はホームページを観ていただけると良いと思います。

(サイトは音楽が流れますのでご注意を)


本来であれば2020年3月から国内の映画館で公開されている予定がコロナの影響で上映がストップしたようです。

ただ、私自身はそのおかげでこの映画と出会うことができました。

たまたま、好きだったアーティストのライブ配信に出演されていたシンガーソングライターの吉村ビソーさん。
私は10年近く前にライブで拝見していたので、久しぶりだなぐらいの感覚で観ていました。

そのライブ配信の中でビソーさんが歌われていたのが、主題歌を担当されたこの映画の「ひとくず」でした。

映画が関東でも上映中なことを知って、軽い気持ちで観にいきましたが、本当に出会えてよかったと思っています。

そして今は少しでも多くの方に映画「ひとくず」を観てもらいたいと思っています。

もし近くの映画館で上映があるようなら、ぜひ観てください。
私もきっともう一度観に行くと思います。

(今回も仕事に関係なく終わりました。)

美d生活工房(ビドセイカツコウボウ)
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