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ハンガーラックのあの部分のバリエーション

こんにちは、美d生活工房の酒井です。
ハンガーラックのバリエーションについてです。

一般的にハンガーラックのバリエーションといえば、形状、幅、高さだと思います。
基本的に設置する場所のことを考えたら、これだけの内容があればハンガーラックを選ぶことをは可能です。

でも、少しマニアックに(?)ハンガーラックのキャスターのバリエーションを見てみたいと思います。
私としてはハンガーラックの使い方からキャスターは選ぶ必要があるのだと思います。

大量生産のハンガーラックメーカーでは対応ができない部分、メーカーの私たちだから提案できるハンガーラックのバリエーションだと思う部分です。

ぜひ、ハンガーラックを選ぶ時には、キャスターにも注目をしてみてください。

キャスター車輪の形状

当社の場合だと、スタンダードハンガーラックがボール型、高耐荷重が双輪、大型が1輪のものを使用しています。

ボールキャスター

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双輪キャスター

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大型キャスター

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キャスターは直径が大きくなるほど移動がスムーズになります。
頑丈さはキャスター自体の構造にもよるので単純にはいえませんが、車輪の大き方が頑丈になります。
また設置面も多い方が、荷重も分散されて丈夫になるのだろうと考えられます。
このため、双輪キャスターの方が頑丈になるのではないかと思います。
(すいません。この辺りなかなか資料がなく、メーカーの製品仕様から私の考えです。)

ただ、ボールキャスターは、床と一点だけ接していることもあり、動きがスムーズでというメリットもあります。

ストッパーの形や有無もチェックしてみてください。

次にストッパーの有無ですが、普通はストッパーがついていた方が良いという意見が多いと思います。
当社の場合もストッパーが付いているタイプを選択されることが多いです。

ただ、完全に固定するタイプのストッパー付きキャスターは注意をしてください。
ハンガーラックは洋服を掛けると重心が上にいきます。
このため地震などでハンガーラックが揺れた時、キャスターで固定されていると上は揺れようとしてもキャスターが動かず倒れることがあります。
できれば、ストッパーをしていても手で押したら軽く動くくらいが良いと思います。

また、ストッパーの形状にも注意してください。

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当社のボールキャスターでもストッパーは車輪の横に付いているのですが、移動を頻繁にする場合はストッパーが引っかかることがあり、逆に邪魔な場合があります。
事業所でご使用されているなかにはストッパーなしを選ばれる方もいらっしゃいます。

ストッパーが必要な場合は、下の様なストパーが邪魔にならないタイプをお選びください。

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使う環境にキャスター車輪の素材も選んでください。

車輪の素材にも様々ものがあり、使用環境によって選んだほうが良い場合もあります。

一般的に一番多いのはゴムです。弾力性もあるので多少の凹凸があっても安定しているのが特徴ですが、油に弱く工場などには向きません。また床にあとが残ることがあります。

一方、ナイロンは油には強いのですが、表面硬度が高く、走行時に騒音が大きくなります。

当社で採用しているエラストマー樹脂は油にはゴムと同じ様に弱いのですが、樹脂とゴムの特性を持っていて弾性があります。このため静音性がありつつ床にも痕が残りいくいという特性があります。
また、他の素材を混ぜることが可能なので現在、抗菌キャスターのハンガーラックも準備中です。

キャスターだけでも、いろいろ種類があります。
ハンガーラックだけではなく、キャスターが付いているもの全て、じっくり考えてみても良いのではないでしょうか。

美d生活工房(ビドセイカツコウボウ)
本店、楽天市場、Yahooショッピング、アマゾンで日本製、組立不要の業務用ハンガーラック「タフグラン」シリーズを中心に店舗ディスプレイ什器を販売しています。
本店:https://tyokubai.net/
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