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私の歴史⑧


記事を読んでいただきありがとうございます


私は、勉強が大嫌いだったので、高校を卒業したらすぐに働こうと思っていました

大学や短大、専門学校などに行くという選択は私の中には一切なく、やりたい仕事というのもありませんでした

将来の夢も全くなかったので、給料の高い仕事に付ければ良いという考えしかありませんでした


友だちと将来の夢について語り合ったこともありませんでしたし、友達の進路にも全く興味はありませんでした

中学の友達、高校の友達は、ほぼ全員進学していました

早く働いて金稼いだ方が良くない? と内心思っていました


私は、高校に入学した当初から、入りたい会社を決めていました

その理由は、部活動にたまにOBの方が来ていたのですが、そのOBの方が働いている会社が給料が良いということで、自分もその会社に入りたいと思ったためでした

給料は高校に来る求人の中でも高い方で、なおかつ完全週休2日制という所にものすごく魅力を感じました


仕事内容も、どんな企業なのかも知らずに、その会社一択に決めていたことを考えると、若いってすごいなと思います


もう一つの理由が、自宅からかなり近いという理由でした

自宅から1㎞程の距離に会社があり、自転車や徒歩で行けることに魅力を感じていました

仕事内容など正直どうでもいいと思っていて、家から近くて、給料が高くて、休みが取れればよいと思っていました

もうこの会社に入るという頭しかなく、高校生活が早く終わってほしくて仕方ありませんでした


部活では落ちこぼれて自己イメージは最悪になり、女子と話せない性格も治らず彼女もできない、高校の学校内での生活は何も楽しいと思うことがなかったので、自分の中では一番の暗黒時代だったなと思います


私の学力でもなんとか校内の選考に勝ち残り、私の高校からは、私を含む2名がその企業の試験を受けることになりました

過去の学力試験の過去問を参考に勉強したり、面接練習を自分からお願いしたり、放課後に勉強してから帰ったり、それまでの人生の中で一番努力したような気がします

自分がやりたいと思ったことに対しては、本気で努力できていたんだなと、今になって思いました

こんなの当たり前で当然のことなのかもしれませんが、自分の中ではよくやったなと思いました


試験当日も、これで合格できなかったらどの企業も合格できないと、自分の中で手ごたえがありました(笑)

「落ちる」という単語が自分の中になく、もう自分は合格しているみたいなことを当時思っていて、そのために先生に根回し的なことをしたり、合格するための具体的な行動もしっかりとっていました

高校に入った当初から、その企業に入るという事を考えていたので、知らない間に、「引き寄せの法則」を使っていたんだなと思います

結果、企業の試験には私の学校からは私だけが合格しました


小さな成功ですが、現在のメンターから目に見えない世界を学び始めて、自分も目に見えない力を使えていたんだ、という事が今になって実感できました


3年生の9月に就職試験があったのですが、早々に合格した私は、やっと高校生らしい気持ちを取り戻したような気がしました

疎遠になっていた、中学時代から仲の良かった友達とも、毎日のように遊べるようになったし、友達つながりで女の子と遊んだりすることも出来るようになりました

そのおかげで、彼女も出来ました

人生で初めてバイトもしました


バイトをしたのは、彼女が他校だったので、その彼女と会う口実のために始めました

飲食店のバイトだったのですが、全然向いておらず、半年ほどで辞めました

月5万くらい稼いでいたと思うのですが、バイト代は全て洋服に消えた記憶があります(笑)

辞めるときは、バイトに行くのが本当に嫌になって、就職先の会社の研修が始まるのでバイトに行けなくなりましたと言って辞めました

バイト先の店長、本当にすみませんでした


自由登校の期間は、2ヶ月ほどだったのですが、それまでの人生で一番楽しかったなと思います

車の免許も取り、おじいちゃんの車を借りて運転して好きなところに行ったり、友達と深夜に車内で熱唱しながら海までドライブしたりしました

自由登校期間のほとんどを、友達の家で過ごして、1日中ゲームをしたり、闇鍋をしたり、髪をオレンジに染めてみたり、今はできないようなことをたくさんしました

高校生活でやりたかったこと全てを凝縮した2ヶ月に感じました


そしていよいよ、社会人でデビューを果たすことになります

続きはまた書いていきます

ここまでお読みいただきありがとうございます






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