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【感想】TOUGH外伝 龍を継ぐ男 BATTLE.342 熹一との闘い

プレボにはグラビアの付録DVDが付いてくるんスけど、こんなもん無くして雑誌の値段を下げてくれ。忌憚のない意見ってやつっス。


◆前回までのあらすじ

キー坊・龍星・リカルドの灘一行は吉祥寺周辺でラーメンを食べたり束の間の休息を味わっていたが、そこにロシアから命を受けた悪魔王子と囚人兵ボリスが現れた。目的はリカルドの連行。


◆駅内で睨み合い

灘VS悪魔軍団の邂逅。
悪魔軍団と言いながらも総勢2人なので犬コンビとかで良いと考えられる。

悪魔王子「キー坊 おとなしくリカルドを渡したほうがいいぜ」
キー坊「イヤじゃボケッ」

リカルドの引き渡しを要求するが当然拒否するキー坊。しれっと悪魔王子がキー坊呼びなんだ。ボリスもキー坊って呼べ(強要)。

悪魔王子「だったら闘るしかないな」
自然な流れで龍星VS悪魔王子、リカルドVSボリスの構図になるが_______。


◆キー坊の機転で駅から逃亡

キー坊「おらああっお前らだけでなに盛り上がっとんのじゃあっ」
一瞬即発な状態、突如キー坊が叫びながら悪魔王子に飛び蹴りをかまして龍星とリカルドに逃走を促す。
キー坊「高校生やあるまいし こんなところで喧嘩なんかできるかあっ」
リカルドが逃走しようとするところにボリスが掴みかかるが、リカルドの右ストレートを食らってひるんでしまい、その隙に3人は逃亡。
悪魔王子「ボリス 大丈夫?」
ボリス「ああ どうということはない」

悪魔王子が無様に「はうッ」となったリカルドの拳が大したダメージになっていないボリス。リカルドがまだ怪我で本調子でないとはいえ、悪魔王子をスピードだけと評価したそのタフネスは本物か。

あと、このシーン…駅内のモブがまったく意に介していないのが草ですね。
現代社会の無関心をここまで表現しているとは。恐らく迷惑系ユーチューバーかティックトッカーに思われていたと考えられる。


◆待ち伏せ!?

キー坊「も…もうあかん(ハァハァ」
猛ダッシュで息が上がるキー坊。最近走り込みをしていなかったと言い訳するが…常在戦場の武術家としてそれでいいんですかね?
なんかガチで中年のおっさんみたいで少し悲しい。

なんとか住宅街まで逃げきることができ、角を曲がると_____、
悪魔王子「俺たちから逃げられるわけないだろう」
悪魔王子とボリスが一足早く先回りしていた。
コイツら吉祥寺の地元民かな?異国地で先回りとか見事やな…。

汗ひとつかいていない2人に「マラソンランナーか?」と驚愕するキー坊だが、龍星もリカルドも余裕そうなんだよね。大丈夫かおっさん?


◆キー坊VSボリス

戦おうとするリカルドをキー坊が制止し、近くの公園に場所を移してキー坊が代わりに相手をすることに。
キー坊「ワシは灘神影流 前当主 宮沢熹一や 相手にとって不足はないやろ」
ううっ…キー坊の発言が一々かませ犬っぽい、ねーこれ大丈夫なの?
というか遂に現当主ですらなくなっている。
これかなりの問題発言だと思うんですけど、ううん どういうことだ?
灘と幽玄を統合して灘・真・神影流を立ち上げたときに両流派の当主は不在扱いになって、結局 その神影流も潰れたから宗家としての肩書も消えたんスかね?
しれっと断絶する3つの日本古武術に哀しき現在。

ボリスと悪魔王子をロシアの犬と挑発するキー坊に対して、ボリスは極寒地獄を思い出しながら"やり遂げなければならない"と決意を固める。
キー坊「言うとくけど…ワシはめっちゃ強いよ 覚悟してかかってこいやッ」
キー坊VSボリスが今始まる______吉祥寺西公園で。
…なんかキー坊の語尾がおかしいけど、ままええわ。

◆実力のほどは…!?


◆まとめ

今週はアクションシーンも迫力があって見ごたえがありました。
ただ、ひじょーに嫌な形でキー坊のバトルが始まったのが不安ですね。龍星なら善戦すると→「やるやん」、苦戦しても→「ウンスタやし しゃーない」で済むんだけどなぁ。
普通に考えたら生身最強のキー坊が優勢になると考えられるが、そうなるとボリスが悪魔王子戦と続いて良いところがないのでどうなるのやら。
まぁキー坊はファーガソン戦以来まともに戦っていないので、久しぶりのガチバトルが見られることにワクワクしているのは俺なんだよね。
ボリスのファイトスタイルまたシステマなのかな?

ちなみに今週が合併号だったので来週はありません(白目)
ふざけんなっ 今年合併号ばっかりやないか、オラーッ しっかりしろやプレボーッ。

(追伸)
28巻がそろそろ出るのでよろしくね。私はkindleで買います。


出典:猿渡哲也『TOUGH外伝 龍を継ぐ男』第342話