峠工房第二教室の今後について。

峠工房第二教室は、6年前、当時付き合いのあった議員さんの紹介で、空き家を利用して別の事業所さんと協働で放課後等デイサービスをやらないかと言われたのが始まりでした。
その後、峠工房の運営理念や児童支援の方針などが合わず協働関係は解消されましたが、動き出してしまったものを途中で止めるわけにもいかず2016121日に開設しました。
紹介者との縁は切れましたが、幸いにも第二教室として利用する建物のオーナーさんとは地域のつながりがあり、快諾いただきました。
それからも時々電話や手紙をやり取りをするお付き合いを続けておりましたが、ある時期から手紙のお返事が来なくなり、高齢の方でもあったので何かあったのかと心配はしていたものの、日々の業務に追われ、不定期刊行の会報をお送りするにとどめていました。
昨年の4月、オーナーさんの娘さんと名乗る方から電話があり、オーナーを引き継いだので、うちの兄の入院などで先送りにしていた契約更改のお話し合いをすることになりました。
オーナーさんの娘さん、管理を務めることになる予定の不動産屋さん、園長、兄で、家賃の減算を含む今後の話をし、新しい契約書を作ってまたきてもらうことにし、契約書の控えを渡したと思います(前すぎて記憶が曖昧ではあります)。
しかし昨年が終わる頃になっても連絡がなく、放課後等デイサービスの更新の時期で契約書が必要なので困ってしまいました。
役所には事情を説明し、契約更改後の契約書ができたら送ると言うことで更新しました。
その後、管理会社になる予定だった不動産屋さんにお手紙を出し進捗のご連絡を求めたところ、管理契約ができていないとのことでした。
それならしかたないので、お預けした前の契約書を返却してもらって良いかと連絡したところ、オーナーさんの娘さんから電話が来ました。
オーナーさんの娘さん曰く、契約書は預かっていない、そもそも口約束で敷金も払ってないだろう?とのことでした。
契約書は一年以上も前なので、預けたと言うのは勘違いかなーとも思ったのですが、契約はしているし敷金も払っています。
その旨を伝えたところ、オーナーさんから何も聞けない状態で引き継いだので資料が何もないとのことでした。
それならば、お互い資料を持ち寄り照合しましょうということになり、とりあえず敷金の振り込み控えを探すのと契約書の写しを役所から取り寄せられないか調べて報告すると言って電話を切りました。
その後敷金の振込み明細は見つかり、役所は担当者不在で後日になったのでその連絡で電話しました。
するとオーナーさんの娘さんは、家賃を踏み倒している、近所からのクレームがバンバンきている、ムカつくから出て行け!そこの場所を買いたいと言ってる人はたくさんいる!とものすごい剣幕で恫喝してきました。
反論しようとすると、一社員ごときのあなたがどうこう言うことじゃない!経営者でもないくせに!と言われたので、役員だと言ったのですが、だからなんなのよ!と正直話し合いにならない状態でした。
出ていくにしても役所の指定事業なので役所に相談しなくては出て行けない、役所と相談しますと言ったのですが、多分最後まで聞かずに電話は切られてしまいました。
このようなことがあり、今は役所と相談中です。
役所は子どもを預かる場がそう言う行為をする人がオーナーであることはよくないので、一旦休止して体制を立て直し、園長が所有者である第一教室で再開するという方向で何かと相談に乗ってくれています。
その後オーナーさんの娘さんからは何もありません。
6年間かけて、閉鎖していた郷土資料館も再開し、地域の子どもたちの居場所としても認められつつあったところなのに残念です。


サポートは峠工房の維持運営費となります! 受け皿のなかった重度障害者の生活・学習・就労訓練から始まり半世紀、近年は増加傾向にあり、対応が追いついていない軽度発達障害、また選択肢の少ない身体障害の人達も住み慣れた地域で生きていけるような自立を支援をしています。よろしくお願いします。