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教え方それぞれ【星は空にある】

あくまでも

その時その人にあった教え方の一例

として紹介していきます。
誰でもがいつでも一発でわかる教え方ではありません。

子どもは色々な体験から色々なことを学びとり成長します。
物語やテレビで星を知ります。
夜、空を見上げて星が夜空にあることを発見する体験をします。
もっと星についての知識を掘り下げたくなったら…プラネタリウムや博物館に行けば良いでしょう。

①知る
②体験する
③掘り下げる。

些細なことですが、この3つは

綿密に関わり合っています。

何年か前に、

魚は海で切り身で泳いでいる

と思っている子どもがいると話題になりました。
魚というものが海にいることを知り、スーパーで魚の切り身を発見する…その後磯や水族館に行っていれば、そう思うこともなかったかもしれません。

虫が六本足だと知らない子

も話題になりました。

虫というものの存在を知り、その後自分が虫を見つけたり捕まえたりする体験をしていれば、そう思うこともなかったかもしれません。

①知る
②体験する
③掘り下げる

このどれか一つでも欠けるとそのものに対しての知識は歪みます。

星を知ったから、夜空を見上げる前にプラネタリウムや博物館に行くと、

星はプラネタリウムや博物館にある

と勘違いしてしまいます。
空も川も海も地面も空気も当たり前に身の回りにあり、星も魚も虫もその身の回りのものの中にあり、知ることができます。
それらは五感で感じられます。
そしてそれに好奇心が芽生えたら水族館なり博物館なりプラネタリウムなりで知識を深める。
それらはどれも成長の大事なオブジェクトです。

まずは周りを見よう!


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