2歳児との旅行 ~2歳には未来のことを楽しみにできる能力が備わっている~ ※楽しみに待てわけではない
緊急事態宣言があけてすぐ、感染者数が少ない時を狙って我が家、旅行をしました。去年も今年も、7月上旬に行く機会に恵まれました。
ちょうど1年がたっての家族旅行。
去年との違いが明らかで面白い!と感じたので記録しておきたいと思いました。誰かの参考になれば。
一番、大きく感じたのは、
【未来の事を把握できて、楽しみにできる。】 ことです。
※楽しみに待てる。わけではありません…。
旅行の1週間前に保育園の先生にお休みすることをお伝えしたことをきっかけに娘にアンパンマンミュージアムに行くことを伝えました。他にも、水族館でペンギンさんに会ったり、おばあちゃんに会いに行こうかと。
すると、1週間前の夕方でしたが、「今、行く!!」と玄関の方へ…。
「今は閉まってるから、また今度行こうよ。」
「今」行けないことが悲しい半泣き状態の娘を説得するのはなかなか大変でした。。。
2歳児、『楽しみに待てる』ことはできないようです。
『楽しそう』とは考え、『行きたい』という感情を言葉で表現できます。
賛否はありますが、「お片付けしたら公園に行こうね」など、交換条件ができるようになってくる年齢です。【今】だけの世界から【未来】【今の先に何かがある】を理解できるようになるのですね。
旅行前日、一緒にスマホのアンパンマンミュージアムのホームページを見ました。そこに、アンパンマンの着ぐるみが写っていて、
「大きいアンパンマンに会いに行こっか」と声をかけました。
娘にも言語化できるわかりやすい文を手に入れたようで、
「今、行く!」から「大きいアンパンマン会いに行く!」へと進化。
やはり、今行くモードで大変でしたが、まだ閉まっているよーと言い聞かしました。
さぁ、当日の朝。
目覚めの一言はなんと…
『アンパンマンいける!』でした。ちゃんと記憶してるんだ、面白い!!
続いて、娘『朝ごはん食べない。アンパンマンに会いに行こう!』と。
母『朝ごはん食べて、お着替えしないとアンパンマんに会えないよー』と。
いつもより、すんなり朝ごはんも食べてくれ、いつもならしないのに、食器も台所へ運び出す。
2歳の娘に「お母さん、レタス食べないとアンパンマンに会えないよ」
「お父さん、ブロッコリー食べないとアンパンに会えないよー」と。
自分はパンしか食べてないのに、言われました。(面白い…)
(※いかに自分が日頃、交換条件で育児をしているか思い知りました笑)
お着換えは保育園に行く場合の1番の難関なのですが、超すんなり!
【あんぱんまんみゅーじあむに行くね。】というより、
具体的に写真をみせて、「大きなアンパンマンに会いに行こうか」と声掛けすることで、子供の頭にアンパンマンのイメージを与えることができて且つ、『大きいアンパンマン会いに行く!』という文章を発せるように誘導できるのだな。と。
これは1歳児との旅行とは明らかな違いです。
旅行に行ってからではなく、行く前の段階での違いですが…。
子育ての楽しさってこういうとこですよね。共感していただけたら【いいね】していただけたら嬉しいです。