「Ryuichi Sakamoto CODA」いのちと同期する音楽

最高レベルの創造の過程を垣間見ることができる幸せ。

「Ryuichi Sakamoto CODA」

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あんなにも素晴らしい音楽が、丁寧に一音ずつ紡がれているということに改めて感動。

北極の氷河の水音で音楽作るとか...

やっぱりそういう見えない空気感やエネルギーも絶対に大事な要素として創作物に宿るのだよなぁ。


そうやって採取した水音を「世界で一番純粋な音だと思う」と言っていたけれど、本当に聴いているとエネルギー全部がクリアになっていくような気がしました。

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その繊細さの一方で、「シェルタリングスカイ」のあの素晴らしいイントロが、監督の無茶振りから30分で作られたという凝縮された才能もすごい(笑)

緻密さと、即興性、どちらも大事にしているのが素晴らしい。

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「async(非同期)」というアルバムタイトルとは裏腹に、いのちと音楽が同期したような美しい作品を生み出し続ける姿。

日常にある全ての音、この世の中あらゆる形態の音への愛情。

はじまりは「好き」という無邪気な気持ちから。

ピタッとくる音が見つかった時に「いいよねぇ〜!!!」と喜ぶ笑顔も、まるで子どものよう。


そして、それを究極的なプロフェッショナル領域に高めるということとの共存。

色々じわじわ沁みいる。

わたしも、自分のいのちと同期するようなお仕事ができますように。

■ 小松ゆり子 official web site
http://yurikokomatsu.com

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