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自分の場所でできることをやる


ITベンダー勤務の企業内診断士、廣瀬達也です。

5月6日は当初の緊急事態宣言・最終日。
「5月7日以降で解除は無理。きっと延長だよね」と思っていた人は少なくないと思います。やはり延長されました。緊急事態宣言は延長されたものの、(私も含め)人によってはゴールデンウィークの最終日でもあります。在宅勤務とは言え「仕事ある日は髭をそる」というスタンスでしたがゴールデンウィークでお休みの間は髭伸ばしてました。数年ぶりの髭復活(スタッフ部門にいたときは髭伸ばしてました)。今朝鏡を見ながら「GW終わるから明日剃るか」なと思った次第です。

今回のゴールデンウィーク、自粛とかステイホームとか「物理的な動き」は制約を受けましたが、ある意味、「前と後」でいろんな「動き」というか「変化」が起こりそうな(あるいは既に変わってそうな)感じがします。

今回はそのゴールデンウィーク期間を通じての、自分の気持ちの変化について書きます。

■変化前:「焦燥感」
前回の私の投稿

から続いていますが、「準備不足」からつながり「無力感」そして「焦燥感」を感じました。
「自粛」の動きに伴い、各種経済対策(補助金・助成金・融資)が検討・議論され施行されています。話題の飲食業界に限らず、苦しむ中小企業・各業界を支援すること。まさに診断士としての活躍の場です。迅速にそれらを整理、分析し発信する、そして具体的に支援活動を進める診断士先輩・仲間たち。。。すごいなぁ。と思いました。

(診断士ではない)フリーランス系の人が多いコミュニティで、各種経済対策の活用についてのWEBセミナーがあり参加しました。メイン講師は元国税庁勤務の個人事業主さん。自分が申請手続きをした実体験に基づいたお話しです。「収入半減を証明するためにはどんな書類を準備したのか?その対象期間は?」など浴びせられる生な質問に、自分の反省も交えながら的確なアドバイスをされていました。自らの危機感と意思で動ける当事者の説得力は強いです。すごいなぁ。と思いました。

企業内診断士である私は、会社業務は在宅テレワークがメインとなるものの幸いなことに、仕事ボリュームは通常通り。というかコロナ対策に伴う追加作業も増しながら本業は容赦なく回っています。ありがたいことです。そもそも普段の通勤時間もそんなにかかっていませんでした。なので、在宅となっても一般的に言われるほど通勤時間の短縮効果は薄かった。そして、在宅によるストレスを日々薄っすら蓄積しつつ日常が続いている感じです。
なので、この時期の「これぞ中小企業診断士!」領域で迅速に動き回っている先輩診断士そして診断士仲間を眩しく感じ、過ぎる日常と自分の動けなさに焦燥感を募らせる日々。

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思わず、在宅勤務生活の日常を日記的にnoteに書き始めたり。。(これはこれで、「今だからやっておくべきこと」という思いもあって始めています)


■変化後:納得感
焦るだけで何も動けない生ぬるい会社員を継続しつつ、自分のお客様、そして自社の立場を考えました。そもそも私の会社はITベンダーでありライフライン系企業でもあります。そして、私のお客様は行政、ライフライン企業
一般的にニュースでスポットが当たっている医療系、流通系のように表立っていませんが、今止まるわけにいかない業種です。

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今自分ができること、やるべきことは会社の業務を通じて経済を回し、社会を動かすこと。それが社会基盤の安定に繋がり、中小企業、飲食業などの各業種も活動しやすい環境を作る。

という、当たり前な大切なことに改めて気づきました。気づいたことで、中小企業診断士っぽい活動ができていないことの焦りが少し収まりました。
普段は「診断士業務という活動枠にあまり捕らわれたくない」と思っているくせに捕らわれていたのは自分自身でした。

もちろん、企業内診断士として各自が置かれている環境はそれぞれです。ただ、企業内診断士であれば、経済を回すことに繋がる活動は診断士活動だけではないはず。「会社」という関わりも使いながら社会に関わる(支える)手段があると思います。
私自身、会社員としての立場を再自覚しつつ、近所でお世話になっている飲み屋にはテイクアウト購入することと並行して、「私、羊食べてるだけでなく、中小企業診断士なので何か手伝えることあればお手伝いします」と伝えたりしています。

さて、ゴールデンウィーク終了(これも人それぞれと思いますが)。私は会社員として経済・社会を支える活動を再起動します。

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僕のした単純作業が この世界を回り回って まだ出会ったこともない人の笑い声を作っていきますように。


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