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TOUCAでありながらPOOLOにjoinした理由

今の自分にはいくつかのコミュニティーが存在している。
今年の4月から1年をかけて3ヶ月ずつ、3ヶ所の宿泊施設を巡るTOUCA。
そして8月から新しく加入したTABIPPO主催のPOOLOという旅人の学校。
鎌倉に帰れば地元の同世代のコミュニティーがあり、沖縄あたりには今でも濃ゆい繋がりの人たちがいたりする。


今回はPOOLOからの宿題。「POOLOに入った理由とPOOLOでやりたいことをnoteに執筆してください」をちゃんとやってみよう、のnoteです。

旅のワクワクを忘れがちな私

どれくらい記憶を遡ればいいのか。穏やかな人生を送りたいと思っているのに、振り返るとジェットコースターのように「感情と精神が」アップダウンの嵐の私。東京で鬱になってしまい、半年間引きこもりをしていたこともあったな。
そして、人生に疲れ果て何もかも無くして辿り着いたのが「鎌倉」という街だった。あの頃、東京から流れ着いた鎌倉は、私にとってまさに「旅」に出ているような感覚だった。「自由」であり、私は「何者」でもなかった。

「鎌倉」が日常になった瞬間、旅が終わった

自由な自分に浸っていた時間もそう長くは続かない。(金銭的に)
才能もなく、手に職もない自分。そして鬱になって以来人混みが苦手な私には「電車に乗って働きに行く」という選択肢もNG。ある意味消去法で鎌倉の飲食店で働くこととなった。
安定した収入と引き換えに自由を手放して、気づけば朝から晩まで働いている自分。新しい出会いは楽しかったし、深夜に知り合いの店へ飲みに行くのが日常になっていった。変わらない日常、たわいもない会話。それができる金銭的・時間的・精神的余裕。なんて豊かなんだろうと思う反面「来年も再来年も、いつまでもこのままで良いんかな?」という漠然とした不安。

たまにはワクワクが欲しいんだ。と思ったときに

そんなこんなで、ありがたい事にこんな私でも良いよという素敵な旦那さんが現れて結婚。飲食店にもかかわらずコロナ禍でも営業を続け収入面でも全く困らなかった。結婚という社会的安定も手に入れて完全武装できた自分。

でも、


何かが足りなかったんだ。もうそれをうまく言語化することは諦めた。「何か」の正体はわかりそうで、今でもモヤモヤはっきりしない。多分一番近いのは「ワクワクが足りない」なんだと思っている。

そう、生まれ落ちた瞬間から私は旅人なんだ

生まれ持った性質ってめちゃくちゃあるじゃないですか!もちろん、後天的に「人見知りを治した」とか「子供の頃はよく親にじっとしてなさいって言われた」とか。そういうこともあると思うけれど、多分私は生まれ落ちた時から旅人なんだと思う。風のように軽やかに過ごしている方が心地よくて自分らしい。じっとしていると自分が澱んでくるのがわかるから、川下りしているみたいに自然に、流されるままに、思いのままに、流れている方が性に合っているんだ。生まれ変われるなら、スナフキンになりたい。

自分のストーリーでオリジナルの武器を見つける

パンデミックの収束も見えず、自分の中の澱みを見て見ぬフリをしながら毎日を消化試合の如く過ごしていた時に見つけたのがTOUCAのプログラム。その中でも私が心惹かれたのは、事務局として関わってくださっている方のnote。


幾つになっても人生迷子だし、自分にしかない武器ってなんだろうと模索中。「何ができるか行ってから考えます!」と宣言した面談で無事合格し、4月〜6月を過ごした島根県の海士町では、自分が自分で満たされている感覚が戻ってきたのを感じた。自分の中にある優しさや、温かさ。それがどうやってこれからの人生につながるのかわからないけど、自分をちょっと取り戻せた感じ。

無邪気な大人がそこにいた

そして7月に2施設目の柳川へやってきた私。海士町でチャージして溢れたパワーを他の人のために使いたいな、なんて思っていた時。インスタだったかフェイスブックだったか、ツールは忘れてしまったけど、それは流れてきた。


山川咲さんと、四角大輔さんをゲストに迎えたPOOLOのオープンセミナーのお知らせ。私の中の直感が「これ聞いといた方がいいよ」と言っていた。実際聞いてみて、だから私は今POOLOにいる。

無邪気な大人がそこにいた
その姿がとても美しく、自分もそうありたいと思った


これが、私がPOOLOに入った理由。
自身の旅の体験をすごくピュアに、楽しそうに語っている姿。そして、そこで得たエネルギーを他の人、周りの世界のために使っている姿。その自然でありのままの姿がすごくすごく素敵だなと思った。自分もそうありたいと思ったし、そのために必要なことがここでなら学べるかもと思った。
日常に忙殺されると、旅の原体験とか、あの時に湧き上がってきた純粋な気持ちもすぐに忘れてしまう。POOLOに接続していると、みんなのワクワクが流れてきて、ピュアな自分に還れるフックになっている。

インドは、1番また行きたい国
ウユニ塩湖はやっぱりよかった
カンボジアも好きな場所
1番好きな建築家、ルイス・バラガン
なんでこんなことになっているか、聞きたい人1on1してください
卒業旅行のテーマは「リスペクト。人、街、文化、自然、心。全てに感謝」
って昔の自分が言っていた。


これから「POOLO」でやりたいこと

これはTOUCAでやっていきたい事と同じなんだけれど「自分の人生の軸を見つけていくこと。」まあ、もうTOUCAに出て半年になる訳で、実はなんとなく見えてきていることもあるのだ。それは、自分の営みを自分で作っていくこと。そして、丁寧に毎日を過ごしていくこと。
畑をしたり、味噌や梅干しを作ったり、なんでもない毎日に感謝して日々の移り変わりを丁寧に見つめていきたい。そんな仲間が集まるような場所も作りたいし、みんなと一緒にやっていきたい。

そして、やっぱり自分は「風の人」だから、全国(世界)の素敵なもの、こと、風景に出会い続けたい。POOLOのみんなともそれをシェアできたら嬉しい。

最後の目標は、無邪気な大人で居続けること。そんな自分を忘れずに今日も明日も生きていくこと。溢れた愛は、積極的に周りのために使いたい。なんとも抽象的なんだけど、それが私のやりたいことかな。POOLOのみんなといろんな経験、感情をシェアしながら生きていたらそれができる気がしている。

こんな感じでいいのかな?最後まで読んでくださって、ありがとうございます。


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