2018年11月の記事一覧
社会学的万有引力について。
物理学に万有引力の法則が存在するように、社会学にも万有引力の法則は存在する、と思う。
社会において「質量の大きい」何かは、強い引力をつくりだし、「質量の小さい」何かをいつも強く引きつけて、取り込もうとする。
この「社会学的万有引力」は、「なまえ」を変えて、せいかつのいたるところに現れる。
「客観性」というなまえで現れたり、
「理論的」というなまえで現れたり、
「正しい」というなまえで現れ
すべての具象は、美しい抽象のために。
抽象は原理で、具象は応用である、と思う。
応用をするのは、原理への理解を更新するためなのかもしれない。
すべての具象の究極は、抽象のためにある、ということ。
誰も発見したことのないような、より美しい原理を発見することに、歓びを感じる。
動くために考えているのではなく、考えるために動いているように。
目的のための過程でなく、過程のための目的であるように。
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具象への熱を携え続ける