BRAD’S STATUS(「47歳 人生のステイタス」)
なるほどなぁ、こんな風に「status」って使うんだ。
この映画の情宣の記事を読んだ
あまり「映画」そのものをたくさん見る方ではないし、というよりほとんど見ない。でも、こういう映画の紹介記事とか、映画ライターさんが書かれる記事は興味深く読ませてもらうことがしばしばある。
この記事&映画に興味がわいたのは、「ミッドライフ・クライシス」「ミドルエイジ・クライシス」というコンセプトが目についたからだ。
そう先日のエントリーでも書いたまさにいま自分が感じていることだから共感したのだと思う。
このことば、少し調べると心理学でとりあげられたのはだいぶ前だが、結構、あいまいで混乱している言葉なのだそうだ。ここでは簡単にwikiのリンクを紹介する。ちなみに日本語では「中年の危機」となるそうだ。ミッドライフ、ミドルエイジと違ってなんだか、イメージがよくないのは、おそらく日本語の「中年」ということばに纏わるものが社会的に「良くない」構築をされてきたからなのだろう。
こちらの文章では、ユングをひきながら向き合いかたを書かれています
これが個人的にはとてもよかったです
ユングも「自分自身と世界などの両義性(ある概念や言葉に、相反する2つの意味や解釈が含まれていること)を知ることは重要で、疑うことは知恵の始まり」と述べ、人生に対して深刻な疑いを持つことは、人生の半ばを過ぎれば正常なことであるとしています。
この年代になれば、この両義性をよりよく、深く知ることになります。そして、まさに自分の思い描いていただろう人生の、いままさに自分がおかれている「STATUS」の違いに思い悩むのでしょう。
ちなみに、この前のエントリーとは違い、私はおそらくこのミッドライフ・クライシスは終わっているような気がしますが。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?