スカンクワーク
スカンクワーク(Skunk Work)ということばがあるらしい
動物のスカンクにたとえて、何かスカンクの行動に準じてこのことばの起源があるのかと思いきや、
米ナビスコ社において、社員がスカンク柄のTシャツを着ている日は、その人の私的な活動を推奨し、邪魔をしてはいけないといったルールがあり、その私的な活動の成果が会社に利益をもたらしたことに由来している。
スカンク柄???
こういう柄のことらしい。
こんなTシャツ売っているのか???
と、すぐにネットでさがそうとしてしまった。。。
スカンクワークということばをなぜ知ったかというと、今朝流れてきていたらこの記事から
GoogleとAppleで働いたことのあるお二人の対談は、とてもおもしろく、いわゆる企業風土という意味だけではなく、ビジネスの方法論として、また、二社がターゲットにしようと考えていることがわかって、興味深く読ませていただいた。その最後に、スカンクワークというキーワードが出てくる。それでスカンクワークということばを知った次第である。
にしても、あいかわらずこの手の記事のタイトルは「煽り」がひどい。読んでみるとわかるが、GoogleとAppleが「まるで正反対」とは読めないし、お二人とも、違いは語るが、正反対とはいっておられないように思う。正反対ということばがもつ、強い【対立する】というメッセージ性をこういう記事のタイトルにもってくることは、分断をあおっているようにしか感じない。
責任と権限という文脈のやりとりがその中でも興味深かった。
結局は、Try&Error といっても、責任をもって、Tryすることは権限をもつと同時に、責任をとることと表裏であるアメリカのビジネス社会の構造がよくわかる。成功は結果のみがが語るという世界をこうしてみなが体現していくのだろう。まさに強者の世界の物語である。
そのやりとりの中の最後に、お二人が共通することとして「スカンクワーク」の重要さを語ることが、ある意味、アンチテーゼに読めたのは私だけではないだろう。
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