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とっちゃんは小学生

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とっちゃんは1年生になる時、港の町に引っ越した。 海が目の前!
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記事一覧

お盆

 お盆に村に帰ると、お客さんがいっぱい来る。  まだ、おばあちゃんが生きていて、思い出話…

はるこ
9か月前
1

とっちゃんの四季。イカ売り

 おばちゃんが港で採れたばかりのイカを 「イガイガ、イガイガ」 と言って売りに来る。イカ売…

はるこ
9か月前
4

「朝ごはんはウニ丼にしよう」

 まだ漁業権がうるさくなかった頃の話だ。  家の前の浜で、海を睨んでいると(天気をみてい…

はるこ
10か月前
5

母のシャクナゲ

 かあさんはシャクナゲが好きだっけど、山野草であるシャクナゲはなかなか庭で咲かなかった。…

はるこ
10か月前
3

かあさんが村(実家)に作った花壇

 かあさんは花が好きだったから、花壇を作った。  港の宿舎でもフラックスだのコスモスだの…

はるこ
10か月前
3

夏の花壇

 かあさんは花が好きだったから、港の家に花壇を作った。  坂上の家で、花壇は国道からも見…

はるこ
10か月前
3

引っ越し

 とっちゃんが一年生になるタイミングで、おとうさんが港の町に転勤になった。  村は住所表示上は、〇〇町大字××という、××なので、それまで、〇〇町支所に勤めていたのが、〇〇町役場への異動でちょっとした出世。村の みんなに祝ってもらっての転勤だった。  とっちゃんはそんなことはわからない。兄弟みたいなみんなと別れて川下の町へ行くのが何だか変な気持ちだった。  とっちゃんちは、JR線のすぐ南っ側にあって、電車が1時間に一本くらい行き来した。面白くて面白くて窓から、鉄条網の柵の前

コンブ漁

 とっちゃんの親戚が襟裳岬へ行く途中の町にいた。コンブ漁をやっていた。夏になると、かあさ…

はるこ
10か月前

浜の焚火/小学生

 浜で泳ぐのは楽しい。  だけど、北海道では寒すぎる。  というわけで、海水浴に焚火は必需…

はるこ
10か月前

朝飯前は釣りの時間。

 春になると。朝が開けると。とっちゃんは浜へ行く。  ※春でなくても夏でも秋でも。冬が開…

はるこ
10か月前