合う人ってのはこういう人かもしれない

友だちでも恋人でも結婚相手でも、相性が良い人に必要不可欠なものって「笑いのセンス」が合うかと「一緒にいると心が凪になる」かどうかだと思う
ここで言う相性が良いとは、性格や思考の方向性が似ていたり、共感できることが多かったりする関係のことを指している
「心が凪になる」ってのは、怒りを抱いていてもその人と一緒に居ると波が収まったり冷静になって話をすることができたりすることを指している

コミュニケーションを取っているときに表には出さないけれど何か引っかかるものを自分が感じているときは相手も何か感じていると思うし、そういう人とはそれ以上必要以上に仲を深めていく必要はないと思う
そう、相性が良い人とは自然と惹かれていくもので、その結果として相性があまり良くない人とは距離ができていくものだ
仕事上の関係とか地元の繋がりとかで完全に切ることができない状態にあったとしても、日頃から誰と関わるかを居心地の良さに身を任せていると自然と相性があまり合わない人との関係性も淘汰されていくだろう
こちらから切ろうとしても相手が必要以上に迫ってくる場合は、相手にとってこっちは利益が無い存在かむしろ害だと示すことが大事だと思うので、これらが出来ない人は物理的に距離を取った方が良い
それが自分の人生を健全なものにしていくために必要なことだ
そして、その繰り返しの結果ベストフレンドという存在が見つかる
最初から作りだそうとして作り出せるものではないのでここは根気が必要だと思うが、そもそも求めていると出来なかったりするから難しい
そんな私には、ベストフレンドが居る
運が良かった
このベストフレンドとの関係性も結果論だった
最初からこの人と友だちになろうとして近づいた訳では無かった

僕らが出会ったのは、僕の前職でだ
彼は院卒だったので、会社では同期だったが年齢は2歳年上
会社で行われた最後の研修で一緒になるまでは存在も認知していなかった
そして、彼曰く、出会った当初私は彼を舐め腐っていたらしい笑
全く自覚はないが
そんな彼とは、まず笑いのセンスが似ていた
バカなことを言ったりやったりして笑い合っていた
そして、急速に仲が深まったキッカケがなぜだか分からないが一緒に筋トレをするようになったことだ
彼は学生の頃にアメフトをやっていて筋肉モリモリだったので、私の師匠になった
社交辞令的な感覚で一緒にトレーニングしましょうという話になることはあっても、ずっと一緒にトレーニングをすることはなかなか無い
特に私は1人でトレーニングするのが好きなので、まず合同トレーニングはしないし、したくない
けど、彼との合同トレーニングは続いた

合う人の条件は彼との関係性から見出した
彼と私は笑いのセンスが似ている
例えば、もうお互い三十路なのにも関わらず、チチモゲで大爆笑する
お互い心は少年だ
そして、怒りの感情が沸かない
心が乱されない
何か気に入らないことがあって激情するようなことがあったとしても、笑い飛ばしてしまう
私にはまだ結婚相手はいない
この彼との関係性を基準にして相手を感じ取らないといけないと思うととてもハードルが高いように感じる
だから、求めない
これを心に強く言いつけるけど、我慢出来なかったりする
これが現状の一番の課題だ

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