自分の自信を伸ばすことこそやるべきこと

隣の芝生は青く見えるもので、時には劣等感を感じることもある
そんなとき、僕は落ち込む
何もせずに落ち込む
努力をせずに落ち込む
だが、それは意味のないこと
何もしなかったら何も実現しない
至極当たり前のこと
勉強していないのにテストの点が高くなるわけがない
練習していないのに本番で最高のパフォーマンスを発揮できるわけがない
暗い表情でいるのに気分が明るくなるわけがない
何もしなければ何も成せない
では何をすれば良いのか
隣の芝生が青かったから、同じことをやってみよう
きっかけはそれでも良い
けど、僕は僕、あの人はあの人
あの人が持っているものは僕とは違うし僕が持っているものをあの人が持っているわけでも無い

この世は上手く出来ていて、自分にも何かしら活躍できる場所はある
置かれた場所で咲きなさいという言葉があるが、僕はこの言葉は呪いだと思っている
砂漠で咲ける花もあれば海中で咲ける花もある
一方でそれらの場所では咲けない花ももちろんある
咲けない場所で咲こうとしても外に目が行ってしまうだけ
隣を見たらキレイな花を咲かせている
けど自分は枯れそうだ
同じことをしているはずなのにどうして?と自暴自棄になるには十分すぎる
そんなとき、人間は動くことが出来る
自分の意志でどこへでも行ける
花とは違う
運命を受け入れる必要なんてない

できることをやっていけばいい
そのために大事なことは人とのコミュニケーション
そこで初めて自分の特技に気付くことだってある

僕は、興味を持って見ているドラマやアニメ、漫画のセリフを一度見たり読んだりするだけでほぼ一言一句覚えることができるし、軽く演じながら説明することもできる
なんの努力もせずに小さい頃から今まで当たり前のようにできてきた
だから他の人にもきっとできることなんだろうと思っていた
けど、実際は違った
あるドラマを好きだと言っていた人とそのドラマの話をしたとき、好きと言っていたのにその人はセリフをちっとも憶えていなかった
僕が言うと思い出したかのようだったが、自分からは決して具体的にセリフを言おうとはしなかった
というか、言えなかったんだと思う
憶えてなかったから
憶えられないらしい
雰囲気は憶えていても
それは一人に限らなかった
割りと多くの人が憶えていなかった
その時、僕はこれが自分の特技なんだと知った

この特技を活かす道をまだ見つけられていないが、きっと輝ける場所はあるはず
そう、これは置かれた場所では発揮できない力
自分で咲ける場所を見つけていかなければいけない
それに、これは日本語だけに限らない力かもしれない
そうなれば僕はもっと強くなれる
活躍の場所が広がる
これに気づけたのも他人とコミュニケーションを取ったからこそだ
今まで隣の芝生ばかりが青く見えていたが、僕の芝生も十分青かった
近すぎて分からなかったが分かる日が来た

自分には何もないなんてことはない
他人にはできないことを1つでも見つけることができれば、人生は好転していく
自分に自信をつけさせてくれるその力と共に生きよう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?