感傷マゾや青春ヘラに縋りたい

気持ち悪めの自分語り

注:今日の文章はガチでキモめの可能性があります。
あとまとまった文章になってないと思います。語彙力がないので。

感傷マゾ

世の中には感傷マゾという言葉があるらしい。

感傷マゾとは、 存在しなかった青春への祈りです。  青春もののアニメや漫画を過剰摂取した結果、夏休みは田舎の祖母の家で一ヶ月過ごして隣の家に住む麦わら帽子黒髪ロングの白ワンピース少女と仲良くなるとか、浴衣姿の女の子と夏祭りや花火大会に行くとか、感傷的な気分に浸れるノスタルジックな青春のイメージが頭の中に固まってしまう。 そんなアニメみたいな青春は自分にはない。エアコンで室温が28℃に保たれた自室の床に寝転がって、スマホでtwitterやyoutubeを見ていたら何の思い出も作れずに終わっていた現実の自分の青春はすごく惨めで、自己嫌悪してしまう。 いつの間にか、その自己嫌悪自体がむしろ気持ちよくなってしまい、感傷と自己嫌悪をゾンビのように求め続ける性癖が、感傷マゾです。

感傷マゾvol.01【紙版】紹介文より

自分がこの感傷マゾに当てはまるかはともかくとして、上の文章の特に後半あたり「スマホやyoutubeを見ていたら...」からの文にはとても身近なものを感じます。

青春ヘラ

感傷マゾと近しいものとして「青春ヘラ」という言葉をあげている人もいた。

「過去に青春出来なかったことに対する後悔が軸となっている」
「自意識の化け物」「○○がないこと、をアイデンティティにする」
一種の諦めを持って自分自身を自虐して肯定する。
身に覚えがありますね...。

ただのネガティブ?

別にただのネガティブなんじゃないの?と言われたらそれはきっとそう。でもそこを細分化して名前をつけたことに意味がある...のだと思う。
名前をつけて認識することで共通理解が生まれて見方が変わるなんていうこともあるだろうからね。

自分はどうなんだろう。

思い返してみる(現実編)

自分には青春は存在しなかったのか?と言われると正直Noだと思う。中学の時も高校の時も、なんなら大学時代もそこそこに熱中するものはあった。高校時代は青春に近いような体験も少しはした気がする。
ただし問題はその時のことを全て消し去って無かったことにしようとしていることだと思う。一種のトラウマみたいなものだと思うけど、中学以前もことなんてもうほとんど何も覚えてないし、高校のことも思い出そうとしてもその「青春」の思い出というよりは「青春」がトラウマに変わるきっかけやその関連のことばかり。大学時代もよくよく思い返せば空っぽな気がしてくる。思い出ないの?と言われても多分人に話せないくらいにはなかったことにしていると思います。

もしかしたら高校の時に一種のトラウマ的経験をしてから変わったのかもしれない。ちなみに自分のせいだってずっと思っています。人に何をされた〜とかじゃなくて、自分がダメだったというタイプのトラウマ。
諦め的な感情、自分には何やっても無理だろうな...的なのはこの頃産まれたのかな。悟り的な。

思い返してみる(逃避、理想の摂取)

そうやって逃げるような感情を持った上で選んだのはゲームや小説への逃避、と言っても本を読むのがめちゃくちゃ好きというわけでもなかったとおもいます。平均くらいか平均より微かに多いくらいかな。
中学くらいの時はキラキラした青春モノの小説を読んでいた記憶があります。メディアワークス文庫の天沢夏月さんという方が書いていたものを読んでいた記憶。当時何を感じていたかとかはもう何も思い出せません。
高校に入ってからは数学ガールという本を読んでました。メインは数学要素の摂取ですが、ところどころ淡さもあった。ここに少し理想を感じ始めていたのかもしれないですね。
そして多分高校のころ、多分上で書いたなんやかんやがあった後に三秋縋さんの物語に出会いました。1番最初に読んだのはどれだったかな...。三日間の幸福かな。でも2冊にまたがる電話シリーズや三日間の幸福、この辺りを読んだくらいに同じような感傷の後に「でも、自分はあの立場にいてもきっとあの人たちにはなれないんだろうな」という自虐的な思考が浮かんだのは間違いないです。
この頃から、自分の理想的な物語や人間関係を求めて創作物を摂取して、自分と比較してネガティブになるということをし始めていたと思います。
大学に入ってから恋する寄生虫、君の話が出版されたのかな。君の話は言葉にできないけど最高だったと思います。
あとはあれか、そういう意味で言うとパワポケにハマった時期があったのもここに書いておくべきかもしれない。パワポケのサクセスモードでストーリーを読んで彼女攻略して...というのを一時期めちゃくちゃやってた。

最近社会人になってからはどうだろうか。最近はビジュアルノベルにハマっているけどこれも理想を求めてのことなのは間違い無くて、話の内容と自分の実体験や性格を重ねてネガティブな感情を抱いて自虐して、気持ちよくなっている部分はあります。

ただこの自虐は確実に自分をいじめているので、心にダメージを受けます。この前ぼっち・ざ・ろっくという今話題のアニメを勧められて見ようと思い、物語内の文化祭ライブ映像をお試しで見ました。そこには理想的にキラキラしていたキャラたちがいて、眩しすぎてこれを見たら自虐に心が耐えられなくなっておかしくなると思って見るのはやめました。

摂取している物語

最近自分が好んで摂取している物語には共通点があります。そんな気がします。
・ただのハッピーエンドでは終われない
・現実に近いけれど若干SF要素がある
・主人公(男性側)に何かしらの問題がある

もちろんこういうの以外も好きですよ。
全てが全てってわけじゃないです。

季節的な話に関してはあまり拘っていないけれど、性質上夏が多いかな。まあそんなものか。

・ただのハッピーエンドでは終われない
これに関しては三秋縋作品の影響が大きいかも。特に恋愛系で、2人が結ばれて幸せになってハッピーエンド、はまあそうなんですけど。一般的にいうハッピーエンドじゃないハッピーエンドの方が好きかなって。
追い詰められて追い詰められて、絶望の淵で見つけた、もしくは絶望から這い上がった先で繋がるのとか良いよね。
最後に別れを伴うとしても、それがお互い気持ちを伝えて納得の上で前を向いて踏み出していけるならそれはハッピーだと思うのよさ。
純愛キラキラも嫌いじゃないけど、毎回それだとちょっと胃もたれしちゃう。

・現実に近いけれど若干SF要素がある
これは自分のいる世界と重ね合わせるために必要な要素かな。完全に異世界ものとか、時代背景があまりにも古すぎたり、未来すぎたりするとそれはそれで感情移入しきれない部分がある。
物語を作るのに都合も良いだろうし。

・主人公側に何かしらの問題がある
これはそもそもそうじゃないと物語始まらないし問題のない人間なんていないとは思うのだけれど、あえて書きます。正確にいうと自分に近い人間であること、とも言えるのかな。この人自分に似てると思えれば「じゃあこの場面ではこういうこと言うよね」とか「ああ、ここで自分と違ってこうなるのか」と思えて共感か自虐のどちらかに回れる訳で。
理解できない、生きている世界が違う人間の物語を読んでもそもそも現実味がないので何も思えないのかなーと思ったり。

ふと思いましたが、この主人公の問題って一種の自虐癖というかネガティブ・もしくは諦め的な感情をもっている、かもしれません。

うーん

まとまらなくなってきた。
よくあるサイクルとしては

  1. 物語を摂取する

  2. 自分と比べる

  3. 自虐する

  4. メンタルがズタズタになる

  5. ちょっと回復する

  6. 物語を摂取する

こんな感じ。メンタルがやられるならやめればいいじゃん、って思うと思うんですが、これがやめられないんですよ。一種の中毒みたいな。
直そうとしないの?って言われても、どうせ直らないし直そうともしないし...って自虐のネタになってループが止まらない。
感傷マゾなのか、青春ヘラなのか、それともただのネガティブなのか。当てはまるかはわからないけれど自分の状況を表す言葉の一つとして当てはまるのかもな、というか縋りたいなと思ったわけです。
でも振り返ってみると青春とか事象に対する後悔というよりは自分と物語の登場人物とか人とを重ねての考え方で、結局矢印がずっと自分に向き続けているのを見るとただの自虐が好きな気持ち悪い人なのかも。

感情の波

色々書きましたが感情の波がない状態が精神的には一番楽です。青春を味わうのに近しい気持ちよさと、そこから現実を見て自虐する時の絶望感の波って本当に嫌いなんですよね。だったら0よりちょっと良いくらいのところを一生横ばいな感情が良いなと思うわけです。望みすぎかも知れないけど。
そういう消極的な生き方をしようとしたときにちょっと積極性が出ると、上で色々書いてるみたいな物語摂取による波が生まれて、しかもその波は大きくなりがちなので自虐モードに入ったときに日常生活のメンタルにも支障が来がち。一種の躁鬱的な感じなのかな?
好きなゲームやアニメ、小説などで精神的なダメージを食らう経験ってもしかして普通しない?

余談

過去の青春だけでなく、今も基本的に自分の人生は空っぽだと思っている・思い込んでいるので、その分の体験を物語や人からの話を聞いて摂取します。
趣味もそうだしこれは日常会話もそう。
趣味でいえばどんなことをしてもその先にはもっと自分より能力の高い人がいて、その人たちはたくさん努力しているんだろうけど自分はそこまでできないからやっても意味ないな。と思って手をつけないこと、手をつけてもすぐやめることは多いです。音楽やゲームが趣味なので代わりにそういう人たちの作った曲を聴いたり、ゲーム配信を見たりします。
もっと日常的な会話で言えば、休日に何したとか、年末は何したとか。人に聞かれてもろくに喋れるようなことがないのでその分人から話を聞くのが好きです。この前も会社の上司&同期と3人でご飯に行きましたが自分の知らない世界を人伝いに聞いて広げていく作業は楽しかったです。もちろんここにも自虐は発生します。
なんて面倒なんだろうね...w

ちなみにそこで、あなたは人生諦めてるんだね、って上司に言われました。大体あってる。


というか、ここまで書いて思ったけどただの自己中ネガティブクソ野郎じゃないか...?
自分でもよくわからないので言語化してくれるカウンセラー求む、って感じだ。

もし読んでくれた人がいたならすごいです。まとまりも話の流れも何も無いと思いますが、大体書きたいことは追記とかして書いた気がします。
ありがとうございました。

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