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雛鳥プロジェクト体験談② 山口 莉奈さん

雛鳥プロジェクト体験談 
山口 莉奈(日本女子体育大学 4年)
参加地域 鳥取市河原町
 
雛鳥プロジェクトに参加できて光栄です。
申し込んでみたい!という好奇心から申し込みをしましたが、実際に振り返りをしながら鳥取での体験を思い出すと貴重な体験だったと感じています。
 
日本は少子高齢化が進み、都市化問題が深刻な状況です。この他にも様々な問題が発生しているのにも関わらず、他人ごとかのように何も行動せず、日常を過ごす自分にモヤモヤを感じています。
そのモヤモヤをどうやって解決していけばよいのか、自分の中でもわからず、日々いろいろなことを考えながら生活しています。
 
私は河原町のプログラムに参加しました。
<1日目>
お昼ごろ羽田空港を出発し、15時に鳥取砂丘コナン空港に到着
その後すぐに、現地の方と顔合わせがあり少し緊張感がほぐれました。
夕方には、陶芸に欠かせない土づくりを学ばせていただきました。土づくりの工程を丁寧に説明してくださいました。
こだわりが詰まっていることがよく伝わってきました。手間暇かけてこだわり続けたものには、機械で作られたものにはないよさがあるなと、作品を見て改めて思いました。
さらに17時ごろに古民家カフェokudanで、西郷地区のことや工芸の郷などについてお話しを伺いました。
地元の方の、これまでの活動や町に対する想いなどを聞かせてもらいました。
鳥取初日から内容が盛りだくさんだったこともあり、次の日に備えて1日目は早めに就寝しました。
<2日目>
朝8時ごろ、薪割り体験をさせていただきました。人生初の薪割りでドキドキしましたが、なかなかうまく割れない薪に向き合う時間が楽しかったです。
2日目も濃い1日でした。
鳥取民藝美術館へ行き、鳥取の民芸運動の拠点としてどんな歴史があったのかについて学んできました。
医師であった吉田璋也についてもたくさん知ることができました。
お昼は河原町にある、えばこGOHANでこの地域で活動されている作家の方々や地域の方とお食事をしました。
初対面ということもあり、緊張感漂う空間でした。しかし、皆さん心温かい方でたくさんお話ししてくださいました。
これほど、贅沢な時間はなかったとしみじみ思います。
 
午後は2つの窯元にお邪魔しました。
陶芸に詳しくないものの、お話しを聞く中で少しずつ質問したいことも増えました。
興味津々に窯元を巡ることができました。

 
夜は、プログラムに参加しているみんなで夕食の時間を過ごしました。
実家のような雰囲気が漂う一軒家で、とっても快適でした。
 
<3日目>
あっという間に3日目を迎えました。
3日目は活動発表会を行いました。正直、2日間のプログラムで、発表内容をまとめるのは大変でした。
しかし、2日間で感じることができたことを言語化して、皆さんの前で発表することができて嬉しかったです。
もう一度鳥取に足を運びたいと強く思いました。
 
<4日目>
6時に集合し、鳥取砂丘へ。
念願だった鳥取砂丘で絶景を見ることができて幸せでした。

4日間のプログラムを終えて印象に残っていることは、豊かな自然と地域の方々のあたたかさです。都会にいると、自然を満喫できる時間はないですが、鳥取は毎日豊かな自然に囲まれて生活することができ、心安らぐ空間でした。

参加前は鳥取砂丘があること以外、何も知らなかったけれど、実際に鳥取に足を運んだことで魅力を肌で感じることができました。是非また訪れたい場所です!!
4日間という短い期間でしたがこのプログラムに参加できたこと嬉しく思います。
ありがとうございました。

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