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『好きを強みに強くたくましく』幼保連携型認定こども園鳥取みどり園 副園長 古川典子

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 今年度、幼保連携型認定こども園に移行したと同時に副園長をさせていただいています古川です。
 事務所に移動してから、園周辺や花壇の草取りをすることが増えました。あっという間に伸びてしまう雑草。抜いても抜いても気がつくと、大きく育ち増え「雑草は、生命力が強い」と感じる今日この頃です。

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先日、書店で「草と暮らす」という本を見つけました。その中に「雑草は、強い部分と弱い部分である自分の特徴をよくわかっていて、困難を乗り越える知恵を持っているから強い。例えば、オオバコ・・・葉っぱは踏みつけられてキズだらけだけれど、朝露や雨に濡れると粘着性を持ち、人間の靴底や生き物の足にタネをつけて旅立たせる。カタバミやノゲシ・・・夜や雨の日には葉や花を閉じて、無駄にエネルギーを使わないようにしている。

彼らの生命力が強い秘訣は、自分の生きる場所を自分で決めて、根っこを伸ばしているから。」というような内容がありました。読み進むにつれ「なるほど。それぞれが特徴を活かして命を繋げているんだなぁ。誰が教えてくれるわけでも無いのにすごいなぁ。」と感心すると同時に「これからの未来を担う子どもたちも強くたくましく育ってほしいな、そのためには鳥取みどり園で日々、楽しいな・面白いなと心動かす体験や経験を通して好きと思えることを増やし、好きを強みにしていってほしいなぁ。」と思いました。

さて、7月23日〜25日の3日間、とりぎん文化会館で鳥取みどり園創立70周年を記念し、「現代国際巨匠絵画展」を開催しました。たくさんの方においでいただき、子どもたちの絵を見ていただきました。年長児は、原宏之画伯と共同制作を行いました。普段、できない経験ができ、子どもたちも楽しかったことと思います。たくさんの方々の協力を経て活動できましたこと、心より感謝申し上げます。

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そして、8月には夏まつりの「みどりまつり」が行われました。例年ですと保護者や地域の皆様と楽しむイベントなのですが、昨年、今年とコロナ対策で規模を縮小して行いました。金魚すくい(折り紙で作ったもの)、くじ、きもだめし、盆踊りなどなるべく密を避けながら楽しいひと時を過ごしました。

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このようにコロナ禍で様々な行事の規模が縮小しており、保護者の方と園行事を一緒に楽しむことが減ってはいますが、その分工夫して色々な活動を行って行きたいと思っています。子どもたちには、楽しいな・面白いなと心動かす体験や経験を通して好きと思えることを増やし、子どもたちの身体や心の栄養になりますように。そして将来、優しく、強く、逞しく自分で自分の生きる道を決めて、自分らしく根を張ってほしいと思います。


いただきましたサポートは、学園の子どもたちのために大切に使用させていただきます。寄付ページからもお申し込みが可能です。みなさまからのあたたかなご支援を、心よりお待ち申し上げております。