【2021年振り返り】赤字決算、子育て…大きな転換点尽くしの1年

皆さま、いかがお過ごしでしょうか？

年末にしかnoteを書かなくなった、とっとこランサー(@tottokolancer )です。今年はお仕事や子育て、自分自身も含め、大きな転換点になった1年でした。

早速ですが、備忘録も兼ねて1年を振り返ってみたいと思います。時系列で細かく書くと読むのが大変だと思うので、個人的なトピックを挙げていきますね。片手間に読んでもらえると嬉しいです。

【トピック①　初めての赤字決算】

いきなり重たいテーマからw

細かくいうとうちの会社は1月決算なのでまだ決算作業は終わっていないのですが、今期は赤字確定です。フリーランスとして2016年に独立してから、初めての赤字申告ですね。

これまでは紆余曲折ありつつもなんとか黒字を積み重ねてきたので、正直メンタル的にダメージが無いといえば嘘になります。先輩経営者さんからも「いつかは必ず落ち込むタイミングもくる」と言われていましたが、早速か！という感じです。

ただ赤字といっても役員報酬の設定ミスや支出の偏りも原因としてあり、事業継続ができないレベルの赤字ではありません。その点は救いだったと思います。

コロナ禍だからとか、そういう言い訳をするつもりはありません。全て自分自身の学習不足、努力不足として受け止めています。そう受け止めない限り、先に進むことができないと考えている部分もあります。

と、ここまで読むと暗い感じに見えるかもですが、実際はわりと明るく楽しく生きてます。後述しますが、この1年で自分自身の物事の捉え方がめちゃくちゃ変わりました。

来年は年商1億目指します。根拠もへったくれもありませんが、お金を稼ぐのはやっぱりたのしいですし、挑戦は人生を豊かにしてくれるので。リソースが許す限りリスクを取ってでも挑戦したいと思っています。

【トピック②　敷金を返してもらえず裁判寸前】

またもやネガティブテーマw

今年家を買ったため、住んでいた賃貸から引っ越すことに。バタバタと段取りしながら無事に引っ越しは完了。退去物件の清掃作業を終え、引き渡しの立ち会いへ。

立ち会いに来たのは管理会社の方で、「キレイに使われていますね～」とか言いながらそつなく終了。終了間際に「後日貸主さんに確認してもらい、明細をお送りしますね」とのことで、その日は一旦帰宅。

引き渡しから1ヶ月程度経過した頃、明細が届きました。そこには「美装費」という名目で85,000円もの金額が記載されており、全体の23％程度しか敷金が戻ってこない明細になっていました。契約書を確認するとハウスクリーニング特約のない物件で、契約書には退去時負担額も明記されていませんでした。

うーんとモヤモヤしながらサクッと支払って終わらせるか、問い合わせいれて頑張るか。正直めちゃくちゃ面倒だったのですが、モヤモヤしながら生きたくないので、問い合わせすることに。

その後のやりとりで国土交通省の『原状回復をめぐるトラブルとガイドライン』を提示し、「退去時に清掃は実施したので、次の入居者のために実施するハウスクリーニングの美装費は負担できません」と伝えました。

その後1ヶ月経ってもなんの音沙汰も無く、退去から2ヶ月が経過。さすがにこれだけ待っても動きがないのは何を言ってもダメだなと思い、内容証明郵便を送ることに。期限を切って、文末には「○月○日に返還がない場合、裁判手続きを進めます」と記載しました。

並行して、弁護士事務所にも相談。もし音沙汰なくても簡易訴訟を進められるように段取りしていきました。

そんな感じで準備しつつ、内容証明郵便に記載した期限日を迎えます。この日を過ぎれば簡易訴訟直行。

「しょうがない、裁判やるか」と覚悟を決めた14時、振り込みを知らせるインターネットバンキングの通知が。結果、美装費は請求されず、預けていた敷金の88％が返還されました。ガッツポーズ！！

しかし返還する際もなんの連絡もなし、明細もなしです…。泣き寝入りせず頑張ってよかったです。大きな経験になった出来事でした。

【トピック③　事故のように神様へ導かれる】

これもなかなかな見出しw

前提として、私自身はもともとスピリチュアルを盲信している人間ではありません。これ言っておかないとなかなか説明しづらいので、念のためw

某日、Twitterで出会ってから仲良くさせていただいている先輩経営者さん(以降、Gさんと記載)から連絡が来ました。「今日近く通るから会えたりする？夕方に神社に行く予定なんだけど」という内容のLINE。

偶然その日はフリーだったので、「大丈夫ですよ～！〇〇で待ち合わせしましょうか～！」と気軽に返信。

前の予定が押したとのことで、「神社から30分くらいのホテルでお茶とかできる？」との連絡が。その場所は我が家からクルマで片道1時間。もちろん高速を使って。

ただ私はGさんがとても好きなので秒で快諾。すぐ出発することに。

ホテルのラウンジで1時間程度お話して、そのまま解散する流れの別れ際に「神社一緒に行っていいかちょっと聞いてみる！」と突然言い出すGさん。よくわからないまま「良いんですか！？」と意味不明にワクワクしつつ聞く私。

30分後。

気づけば初めて行く神社の本殿で正座し、神主さんがお祓いや祝詞を行ってくれる「正式参拝」をしてました…

しかもその神社が日本に24しかない"大社"で、全国の神社の中でも格式が高いとされている場所とのこと。さらにその神社の代表である「宮司(ぐうじ)」さんとお話することに。もう頭がついていきませんねw

その日は夕方に着いたのですが、結局深夜まで御神域(神社の境内)でお話させていただきました。この日お話した中で一番印象に残っている言葉が、

「中今(なかいま)を生きろ」

でした。

中今とは、未来でもなく、過去でもなく、その中間の「いま」。

中今を全力で楽しむことが大切。頑張るんじゃなく楽しめ。

一生懸命に楽しんでいるやつを、神様は絶対に見放さへんから、と。

この言葉は、今の私の大きな指針になりました。

以降2ヶ月に一度正式参拝で訪れては、宮司さんとお話させていただいています。まさか2ヶ月に一度お祓いを受けることになるとはw　人生なにがあるかわかりませんね…！

1年の行事の中で一番大きなお祭りでは、3m以上ぶち上がる花火を上裸で持つ行事に参加させていただきました。

花火を持つにあたり「注意することってありますか？」と質問したのですが、「熱いけど絶対離しちゃダメ。事故になるから」とw

あと「必ずヤケドするけどそれは諦めるしかない」とw

一般参加で花火を持つ方は誓約書みたいなものを書かされていました…。

花火も含めてめちゃくちゃ楽しく、お祭りをこれほど楽しいと思ったのは人生で初めての経験でした。参加する人、運営に関わる人、踊っている人。全ての人がみんな笑顔で、その場を全力で楽しんでいました。そのときに思ったんですよね、「あ、これが中今に生きるということなんだな」と。

お話するたび自分の考え方や捉え方が変わっていき、ポジティブシンキングなどではない、本当の意味での前向きさを身につけることができたように思います。

出会わせてくれた、Gさんに本当に感謝。こちらのトピックを掘ると「これ偶然じゃなくて必然だよね！？」というレベルの神様のイタズラが連続で起こってたりするんですけど、今回はこのへんで。

【トピック④　メンター経験で人に興味を持つ】

昨年の12月にご縁あってメンターサービスの「MENTA」に登録したのですが、現在までに32回ものメンタリングをさせていただきました。メンターの経験を通して、自分自身も変化することができた1年だったように思います。

メンターになる前の私は、実はそこまで他人に興味を持つことができない人間でした。こういうと少し冷たい印象に見えるかもしれませんが、どちらかというと人と関わるのが苦手なタイプ、という感じです。

そんな私がメンターなんて、とも思ったのですが、やってみないと苦手かどうかなんてわかんないし、やって上手くいかなかったらやめようと思っていました。

結果1年経った今でも続けていて、ご相談いただいた方々にも嬉しいお言葉を沢山いただきました。そして毎月お話させていただいている方が1年で夢を叶えるという奇跡まで目の当たりにし、「人の可能性って本当に凄いな」と感じられるまでに。他人に興味を持てなかった以前の私からすれば、180度といっても差し支えないほど思考が変わりましたね。

そんな経験をさせてくれたMENTAのサービスにも、ご相談いただいたメンティーさんにも感謝しかありません。本当にありがとう。

その他の出来事

ここまでが今年のトピックです。正直書くほうも読むほうも疲れてきたと思うので、その他の出来事は簡単に。

整形した

もともとは一重だったのですが、7年前にまぶたを糸で留める埋没法で二重にしていました。その糸が緩んできていたので「やっちゃえ整形！」と思い立ち、永久的な二重を作れる「マイクロ法」を施術してもらいました。

ビフォーアフターは画像にて。

こうみると全然違いますね。「整形してくるわ！」って奥さんに言ったら、「え…うん、いってらっしゃい」と送り出してくれました。

手術は20分くらいで終了。整形ってすごい。1週間ぐらいは腫れてましたが、1ヶ月も経つとほぼ整形とわからない状態になりました。

シルビア返ってきた

9ヶ月間のショップ入庫を経て、愛車のシルビアが返ってきました。エンジンを降ろして加工してもらったりなどなどなどなどなどで結局これぐらいの期間がかかりました。

愛車が家の前にあると嬉しいですね。どんな絶景よりも好きな愛車。

人生で初めて「好き」が仕事に

かねてより大好きだった趣味が仕事になりました。チームを組んで、毎週企画会議。大変だけどめちゃくちゃ楽しく働くことができました。感謝。楽しすぎて毎日その仕事のことを考えています。

家を買った

悩みに悩んで新築の戸建てを購入しました。ざっと4,000万円。家って高い。これからは多額の借金とともに人生を歩みます。

子育てと仕事の時間配分に悩んだ

娘もすくすくと大きくなり、保育園に通うように。しかし保育園は17時に終わるので18時ぐらいにはご飯、19時にはお風呂、というように、夜まで仕事することがほぼ無くなりました。

9時－17時で土日休み。まさか自分で事業しながらこんなにホワイトになるとは…

事業を大きく伸ばせていない中、子育てにどれほど時間を割くべきか、悩みに悩んだ1年でしたね。

いまの結論としては「日々楽しく生きるために仕事しているのに、仕事のために家族との時間を犠牲にするのはおかしくないか？」という考えのもと、めちゃくちゃホワイトに働いてます。中今を生きるのだ。

来年はどうなるかわかりませんが、今年はこのような働き方をしたことで、娘の多彩な表情を見ることができました。何にも代えられない価値ですね。

1年間、とっっっっっても幸せでした

色々ありましたが、1年間めちゃくちゃ幸せに過ごすことができました。赤字なのに不思議。

心のどこかで「大丈夫、なんとかなる」と根拠なく信じている自分がいます。こうやって信じられるようになったのも、家族や神社で出会った方々、Gさんや大切な友人たちのおかげです。本当に心から感謝しています。

来年も、とにかく中今を一生懸命に楽しみます。挑戦も、家族も、趣味も全て。

読んでいただき、ありがとうございました！良いお年をお迎えくださいませ。

とっとこランサー