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ただ、ときめきたくて。

 おはようございます、とっくりとっこです。ワヨライブ!始動から約1年が経ち、ワヨライブ!には数々の変化が起こりました。このタイミングで記事に残そうかなと思うことがいくつかあったので筆をとった次第です。

 先日、ラブライブコピユニ界隈史に残るビッグイベントがありましたね。そう、シェアloveライブ!presented by COLOR…略してしぇあらぶです。今回はしぇあらぶを通して起こった心境の変化、舞台やワヨライブ!への想いなど、いつも通りたらたら書き散らしていきます。しぇあらぶまでのワヨラや、しぇあらぶ当日についての振り返りもあるので過去の記事で見たことある話もいくつか出てくると思いますが、ご了承ください。


自己紹介

 私のことを知らない方や、最近知ったという方も多いと思うので簡単に自己紹介します。

 まず、活動名は「とっくりとっこ」です。メンバーやいつも仲良くしてくれる皆さんにはとっくり、とっこ、とっと、とこちなどと呼ばれています。
所属団体は[わよコス!]及び[ワヨライブ!](詳細は後述)。学生コピユニで、完全キャラ寄せのコスプレパフォーマンスを軸にした団体です。一応代表になったのか?代表です、多分。
スタッフ兼キャストですが、何故かキャストしかやったことがありません。固定の配役は嵐千砂都役、藤島慈役の2役で、単発だと3曲ほどコスなしで津島善子役をしました。他には主にユニットやライブ等のパロディロゴの作成、広報用画像や文書等全般の作成をしています。

 また、ワヨライブ!での活動以外に「コピユニ!パラダイス☆」というDiscordサーバーの運営をしています。一応企画者?発起人?のような形になるのかな。ラブライブコピユニ界隈の現役やOBOGが気軽に交流できるごちゃ混ぜコミュニティで、私を含む3人の運営者と2人のモデレーターからなる管理部5人で管理・運営しています。

 字面だけなら大層な肩書きが2つ程ありますが、私はラブライブ未履修です。ダンスもコスプレもステージパフォーマンスも未経験ですし、今も初ステージから半年ほどしか経っていませんが、何故かこんなことをしています。何故。

コピユニに加入したきっかけ

 詳しくは過去の記事「高校演劇老人が大学コピユニ新人になった話」を読んでください、気が向いたら。何故なら、死ぬ程長いので。

ここではざっくりいけたらいいな(願望)
私は元々、踊ってみたやコスプレパフォーマンスをYouTubeで見漁るオタクです。いつか生でみたい、自分でもやってみたいと思った時に大学にコスプレサークルとアイドルコピーダンスサークルがあることを知ります。どちらかに入りたいと思いましたが、コスプレサークルは既に潰れていましたし、アイドルコピーダンスサークルは「アイドル詳しくないし…」と気が引けてしまって断念しました。

そんな時に話した同じクラスのぺきら(ワヨライブ!スタッフ兼夕霧綴理役)と趣味が合い、意気投合。勢いで実はこういうこと(コスパフォ)がやりたいと暴露したことがきっかけでワヨライブ!と出会います。

ポスターを見掛けた時は正直「ラブライブなんて知らないし」と思っていました。だって知らんアニメのコピーダンスなんかして何が楽しいんだって話…というか知らない人に来られたって困るだろうし。私が元々してみたかったコスパフォは「コスプレをして普段踊らないキャラクターでボカロ楽曲等を踊る」というもの(なかせんには人力MMDみたいなこと?とツッコまれました。まぁそんな感じ…)。なので、コスパフォまでは理解できてもコスパフォ×コピユニという概念を知りませんでした。そんな状態だったけど勢いで見学に行き、公認化に人数が必要だと言われたので昨年6月にスタッフ志望で加入しました。コスプレしながら音響スタッフとかやりたいなぁとぼんやり考えていたらワヨライブ!記念すべき初ライブへの出演が決定しました、なんで?

しかも、配役は嵐千砂都。ダンス未経験なのにいきなりダンス経験者役でコスプレ未経験なのにウィッグも前髪パッツンオン眉かつお団子×2、ハイトーンどころの話ではない髪色で難易度が高い。なんで?(n回目)
そんな感じでコピユニ人生の幕が上がるってワケ。

これまでのワヨライブ!

 ワヨライブ!は約1年前、2024年の4月にぱれいどりあによって和洋女子大学非公認サークル[コスプレパフォーマンスサークル]として設立されました。完全ワンマン運営から始まり、動画第一弾「決めたよHand in Hand(高海千歌Solo Ver.)」(ぱれいどりあ)の踊ってみたがTwitterに投稿されました。徐々にメンバーが集まり、動画第二弾「ススメ→トゥモロウ」(ぱれいどりあ、おもち、雨彩)が同じくTwitterに投稿されました。しかし、前期の段階では人数不足のため公認化ならず(私が加入した時点で締め切りをすぎていました)。

 初ステージは11月にあった和洋女子大学学祭の里見祭。コスプレパフォーマンスユニットワヨライブ!としてLiella!コピーユニットWayolla!が特設ステージに出演しました。タイトルは「1stWayoLive!START!! True dreams~tell me your dreams~」です。初ステージなのに諸事情あっていきなり手作り衣装で、かなり負担をかけたぺきらには今でもキャスト一同頭が上がりません。衣装はタイトルの通り、START!! True dreams衣装でした。

 次のステージは和洋女子大学アイドルコピーダンスサークルの和娘。さんにお誘いいただいた学内クリスマスパーティーです。1stで披露した曲に加え、μ'sやAqours関連の曲を披露しました。パーティーが放課後でコスプレが不可能だったが故にできたことで、新鮮でした。直前にコスプレパフォーマンスサークルが公認化、ワヨライブ!として正式に学内イベントへ出演できたことも1つの変化でした。また、いわば大学の代表である和娘。さんとコラボステージを披露する機会をいただけたのは学ぶことも多く、とても良い経験になりました。

 年が明けて2月、ワヨライブ!は1つ大きな挑戦をしました。2ndWayoLive!…ワンマンライブの開催です。1stに引き続きWayolla!5人の他、新たに蓮ノ空のコピーユニット和ノ空女学院スクールアイドルクラブも出演しました。そのため初の二部制となり、タイトルは第一部「あなたという陽の下で。(Blooming with you)」第二部「Give you Nonfiction!!」でした。新メンバーやたくさんの臨時スタッフ、市川市文化会館の方々の力を借りてなんとか開催にこぎつけました。個人的には体調不良等で自身の力を発揮しきれず、今までで一番悔いの残るパフォーマンスになりました。

 年度が明け、入学式と共に新歓シーズンを迎えます。新歓ライブはWayolla!4人(既に就職した葉月恋役の中山道以外)で出演しました。新入生の加入に伴い、ワヨライブ!…もとい和洋女子大学コスプレパフォーマンスサークルにはまた1つ大きな変化がありました。

それは、ジャンルの多様化に向けたサークルの大幅なリニューアル。元々はラブライブのコピユニをするために設立された団体ではありますが、今後メンバーがやりたいことを幅広くやるため次のようにリニューアルを行いました。
・和洋女子大学コスプレパフォーマンスサークル[わよコス!]の立ち上げ&アカウント作成
・活動内容の拡大(パフォーマンスなしのコスプレイヤーの募集など)
・[ワヨライブ!]の部門化

ざっくり言うとこんな感じ。[わよコス!]はコスプレ&パフォーマンスを中心にした団体で、コスパフォだけでなくコスプレにも力を入れていきたいと考えています。また、ジャンルに縛られない自由さも特徴です。[ワヨライブ!]は[わよコス!]の中のラブライブ部門という扱いになります。しかし[ワヨライブ!]の方が先に立ち上げられた組織なので、毎回説明が若干グダります。

 そして新体制へ向け、ついに旧体制最後のライブパフォーマンスを迎えます。5月3日のしぇあらぶです。ワヨライブ!は一部の後半、Wayolla!5人で出演しました。披露したのは2ndで3人での披露となってしまった「Shooting Voice!!」と初披露の「この街でいまキミと」の2曲。2ndのセトリを決めるよりも前にしぇあらぶの披露曲が決まっていたのですが、個人的にリベンジの機会を与えられた気がして背筋が伸びました。

残された時間は新歓が終わって1ヶ月。なかなか思うようにメンバーが揃わず、5人揃っての練習は通しや詰めに使った1回とフォーメーションをやる機会が1回あったかな…?という感じで1回か2回になりました。メンバーがいて揃えられるところは揃えましたが、やはり本番の全体映像を見るとあまり動きは揃っていないように思います。だけどそれでも振り返ると個々の成長もあって、なによりワヨライブ!のWayolla!らしいステージが出来たんじゃないかな。

 しぇあらぶ出演をもって、ついに葉月恋・日野下花帆役の中山道と平安名すみれ・乙宗梢役で代表のぱれいどりあが卒業しました。この2人がいたから今のワヨライブ!と私のコピユニ人生があります。2人の存在を誇らしく思うし、この素晴らしい出会いは私の一生の宝物です。

とっくりとっことして、あのときの気持ち

 お気持ちです。正直、2ndの後は私って何がやりたかったんだろうと思うことが増えました。やりたかったジャンルのコスをしたり、踊ってみたの撮影やイベント参加をしたりという余裕が(少なくとも自分には)ありませんでした。ワンマンも想定よりたくさんの人の力を借りることになり「このままじゃダメだ」と思う一方振りを入れるだけで精一杯、自分の中の最低限のクオリティすら達成できなかった私にできることなんてなくて。わよコス!にしても、個々人のやりたいジャンルがあまり合わなかったということもありビジョンが1ミリも見えないまま新歓を迎えました。2ndが終わってからはしばらくキャストお休みしようかなって思ったことも(裏方をやってみたいって興味も)あったし、自分のやりたいこともやるべきことも見えないまま過ごしていました。TechoursさんのFINALを見てからは、ワヨライブ!の終わりを想像することも増えて。ずっと続いて欲しいけど、いつかは終わりが来る。こんなこと新体制始まって早々に言うもんじゃないかもしれないけど、でも新体制になったからこそそういうことも考えてしまう。ワヨライブ!を始めたどりあちゃんも今まで頼ってきたなかせんも卒業しちゃうし、なによりわよコス!を始めたのは他でもない私だから。

 それでも、Wayolla!5人最後のステージだけは頑張らなきゃって気持ちがあって。2ndで自分がうまくできなかったり迷惑をかけたりした分、皆に応えなきゃって気持ちだけで練習しました。ワヨラの皆が好き、皆と踊るのが好き、皆に教えてもらったラブライブが好き、Liella!が好き、嵐千砂都が好き。曲を聴いて、歌って、動画を見て、踊って、繰り返し。また今回も「始まりは君の空」のMVを夜中にふと見て号泣した。ぺきと2人で話した時もなんだか寂しくなっちゃった。これで最後なんだ、私たちのWayolla!が終わっちゃう。

 本番前最後の通し、曲が終わって5人で手を繋ぐ。「ありがとうございました」って叫ぶ声は震えちゃったし、笑ったつもりだったけど泣きそうになった。これまでで一番満足のいく通し、これまでで一番自信がある通し、これまでで一番余裕のある通し、これまでで一番楽しい通し、これまでで一番寂しい通し。

しぇあらぶ本番を迎えて

 しぇあらぶ当日、いつもの電車。人生で初めて始発に乗った。途中であまちともちちと合流して、池袋でぺきとも合流。会場近くのカラオケに入った。人数と荷物に対して狭い部屋だったからちょっと大変だったな。ウィッグネットを被ってメイクして、ぺきは着物に着替えてメイクして準備が終わったら歌ってて。なんとかメイクを終わらせて荷物をまとめ、ぺきと別れて3人で会場に向かった。

 なかどりの2人とは連絡がうまくいかなくて、リハ前の会場で合流した。急遽小道具回収スタッフを引き受けてくれたひよこさんとも合流してついにリハ。Shooting Voice!!をほんの少し躍って、この街でいまキミとの小道具受け渡しを練習して、立ち位置の確認をした。リハの1分30秒は文字通り一瞬で終わった。

 控え室、一緒になった顔見知りと再会したり、Twitterでだけ話したことのある会いたかった人たちに挨拶をして準備開始。衣装に着替えて、お互いの衣装を念入りに安全ピンでとめた。ウィッグを被ってアメピンでとめて、緊張のなかジャンプしたり回ったりしてウィッグがズレたり外れないことを確認。荷物をまとめて演者観覧エリアへ向かった。圧巻のパフォーマンス、盛り上がる客席。何より、演者観覧エリアが盛り上がってて(治安悪くて?)不思議な気分になった。客席を覗いてぺきを発見して、ちょっと嬉しくなったりね。ドキドキしたまま休憩を迎えて、舞台近くの待機場所へと移動した。

 本番直前、リハぶりに5人揃って待機する。私は普段重要な場面でもさほど緊張しないのですが、これまでにないくらい緊張して手汗が止まりませんでした。それでも、順番が近かった団体さんや声をかけてくださったシホさんのおかげでなんとか落ち着きました。本番前に写真や動画をとっていただけたことも嬉しくて、頑張ろうって気持ちが最高潮になりました(特に見たかった団体と前後だったのだけは悔しかったです…!)。こうなったら、もうあとは踊るだけ。ついに出番が次に迫って舞台袖で待機。袖に入ったらもう動けないのに足が固まってきて、まずい!と思いました。せっかくさっき緊張がとけたのに…!音がしても超ボリュームの音響で聞こえないだろうけど、演劇をやってた身としては万が一ノイズを入れてしまったら…と大分ドキドキしながらそっと足を動かしました。なんとか、なんとかなった。隣にいてくれたのが穂樽さんだったというのもだいぶ、大きかったと思います。知ってる顔を見て安心しましたし、アナウンスを穂樽さんに読んでもらえたのも、嬉しかったな。

 ついに、ワヨライブ!の出番。イントロがあって、「想い乗せて」でドセンター最前にいるぺきに手を伸ばしました。足が床にひっかかったり、細かい部分でフォーメーションが合わなかったりしましたが、なんとか大きなミスなく本番を終えました。踊っている最中は口パクをしながら、Liella!の曲だと分かっていても歌詞の1つ1つがワヨライブ!に向けて書かれた歌かのように感じて感情が過去最高に高まりました。ちーちゃん、ちーちゃん、私踊ってるよ。私、ちーちゃんになれてるかな。私を見て、ワヨライブ!を見て。切なくて、苦しくて、楽しくて過去最高のステージでした。

観客の皆さんの反応1つ1つにも嬉しくなりました。始まる前に「ワヨ〜!」って叫んでくれた人とか、「15分前集合」に「オレモー!」って言ってくれた人とか、自撮りで声をあげてくれた人とか。個人的に一番面白かったのは、客席中央あたりにいたA4?くらいの嵐千砂都ボードを胸の前で掲げるオタクです。あれ、全嵐千砂都に向けてやってたんでしょうか。

 本当は普段会わないメンツとご飯でも食べてから帰りたかったんですが、茨城から出てきているので普通に直帰でも終電でした。人生初、始発終電。悔しい〜!

とっくりとっことして、いまの気持ち

 散々悩んでも考えても、結局私はステージに取り憑かれている。私が口を酸っぱくして言っている持論ですが、ステージをやってる奴らなんか病気です。これは自虐でも侮辱でもない、演劇とコピユニをやってきた4年間私自身が肌で感じてきたことです。始めた理由も続ける理由も人それぞれだけど、もうステージのない世界では生きられなくなっている。少なくとも私はそう、魂を捧げている、叶うなら芸術に殺されてしまいたい。やりたいことやアイデアが溢れ出て、体が足りない。

 つまり、ステージに立ち続けたいってこと。そんなことわかってるかな。でもでも、やっぱり離れられないの。コスパフォに出会って、ぺきらに出会って、ワヨライブ!に出会って、ラブライブに出会って。わよコスを立ち上げたり、コピパラを立ち上げたり。でも私は、まだ何も成し遂げてないから。とっくりとっこは、これからだから。

 そして、しぇあらぶを終えて思ったのは「あ~、私ラブライブ全部やりたいかも〜!」でした。ワヨライブ!はまだやりたいことが残っていたのでしぇあらぶで一旦区切りにした後細々と続けていくつもりでしたがまちもち(うちのクーカー)コンビも「え、ラブライブやりたくなっちゃった…」と言い出しました。しぇあらぶ、すごい。

 とりあえずμ'sやりたいでしょ、ヨハネやりたいからAqoursやりたいしギルキスやりたいでしょ、虹やりたいでしょ、Liella!も人数増やしてやりたいでしょ、蓮もまだやり足りないし9人でもやってみたいでしょ。うん、やりたい。全然まだまだいっぱいやりたい。なにより、ちゃんと履修してからやりたい()

 そんなわけで、しばらくワヨラでキャスト続けそうです。とこちの供給が止まる心配はなくなりましたね(?)

わよコス!とワヨライブ!のこれから

 わよコス!は現在、新入生を迎え11名で活動しています。6月8日に新体制初となるステージへの出演も決定し、新入生と共に絶賛練習中です。わよコス!として活動するからには自然にワヨライブ!へ割くことのできる時間は減ります。しかし、ここで止まる私達ではありません!ワヨライブ!の活動も引き続き継続していきたいので応援どうぞよろしくお願いします。

 まだまだ始まったばかりのとっくりとっこを、わよコス!を、ワヨライブ!をあなたの元へ届けます。次はいつあなたに会えるかな。

ただ、ときめきたくて。

わたしたちずっと友達だよ

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