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タクシーに乗ってみた記憶

京都のタクシーは酷すぎる?SNSで被害訴える声が続々「近距離乗車でキレられた」「小銭ないと怒られる」(女性自身) - Yahoo!ニュース


京都へは、4~5回くらい行っているけれど、タクシーで嫌な思いをした記憶は無い。小銭を用意していたからか、長距離だったからか…。

一昔前、タクシーに乗る際の「マナー」として、「小銭を用意する」「近距離では利用しない」というのが世間にはあって、子供心に「なんて恐ろしいんだ、タクシーっていう乗り物は!」とちょっとした恐怖すら感じていた(笑)。

ピアノを習っていた僕は教室までバスで通っていたのだが、交通量の激しい道路でダイヤ通りにバスが来ることはほとんど無かった。ある時、そのバス停にいたのは小学生の僕と、おばあさんだった。

おばあさん「どこまで行くの?」
僕「終点の●●駅です」
おばあさん「そう…バス来ないわね、私も終点まで行くのだけど…もう、タクシーで行こうかしら。良かったら一緒に乗っていかない?」

あの恐ろしい乗り物に、知らない人と乗るなんて!!と心配はしたけれど、以前もバスが来なくてレッスンに遅刻して母に怒られたし、これ以上バスを待つのも嫌だし(当時はケータイもNintendo Switchも無かったから手持ち無沙汰だったのだ)、お言葉に甘えてしまった。もちろん、事件に巻き込まれるようなことは無かった(おばあさん、その節はどうもありがとうございました)。

初めて一人でタクシーを利用したのは大学生の頃。大学からの帰宅中、友人からケータイに連絡があって、共通の友人である某君が緊急入院したという。病院の最寄り駅へ向かい、駅前でタクシーに乗った。この駅の近くに病院があることは何となく知っていたけれど、場所がわからなかったのでタクシーで向かったのだ。

たしか、5分とかからずに到着した。ドライバーから特に文句を言われることも無かった。たぶん、行先が病院だったこと、僕が少し慌てた様子だったことから察してくれたのだと思う。

タクシーのドライバーって客との距離がすごく近いし密室だから、お互い必要以上に色々感じてしまうのかもしれない。

#タクシー
#京都







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