フライデイ・ナイト・フィーバー ポジティブケア日記

母の介護のおかげで、私も人を罵る言葉をこんなに言い続けられるんだなということがわかった。これまでの人生でそんな必要が起きたことがなかったからなあ。最初は罪悪感しかなかったんだけど、若干、爽快感を感じ始めてる気がする。そういう変化も心配がある。

母は、入院の前は軽度認知障害があったと思うけど、4ヶ月の入院で認知症となってしまった。入院は怖いものだ。
今朝は比較的元気で、認知症検査では日付とか曜日とか年齢とかむしろいつも以上にしっかり答えていたのだが、

夜横になってから変なことを言う。私に頼みごとなんだけど、
結果意味わからない内容になってて理解できず。
新聞の介護記事なんかでは、わけわからないこと言われても
相槌うってあげるとあるんだけど、私はもう本気で疲れて眠いので
腹がたってしかたない。

そして本気でガンガンおこってしまった。アドレナリンもでて、私は今晩寝られるんだろうか。かわいそうにとおもうが、疲れてるから多分寝られる。

私を呼んで叫んでるおかげ?で入院中は出なかった声がかなり出るように
なったから、悪いことばかりではない。

私は父母に了承得て、寝るとき耳栓しているけど、先月越してきたばかりの隣室の人に母の呼び声が迷惑かかってないかとっても心配。
こないだは、こんな夢を見た。近所迷惑で通報されて警察が夜中に家に入ってきて、寝てる私は逮捕されそうになるという。

母の調子も良いとき悪い時あるけど、私自身も元気なときも相当気分悪いときもある。自分自身の心配もしっかりしたほうが良さそうである。

いずれにしても、死ぬかもしれないような状態だった母が生きていてくれること自体が素晴らしいことだと感じるに至って、多くの人からの励ましと、努力の末に母を退院させたことは忘れないでおこうと思っている。

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