20220127ワークショップ②浦岡
開催日時:2022年1月27日 13:30~15:30
場所:グレイスヴィルまいづる-東京(Zoomオンライン)
内容:
0 ストレッチ
1.にらめっこの顔の動きでストレッチ
2.砂連尾さんと全員でにらめっこ
途中から浦岡さん(グレイスヴィルまいづる職員)のドラムと合わせて。
にらめっこの歌は仲井さん(グレイスヴィルまいづる看護師)
3.一対一でにらめっこ
4.一人一人に感想
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浦岡雄介(生きがい支援、グレイスヴィルまいづる)
砂連尾さんが「にらめっこをする」という。
ここで気になったことがある。
ぼくが入居者とかかわってきた中で「相手を笑わそう、楽しませよう」とするとき「ことば」に頼ることが多いな、ということだ。
入居者を言葉で笑わせることはとても難しい。自分の失敗談を大げさに語っても反応がないこともあるし、ダジャレを言っても伝わらないことが多い(もともと自分が面白くないのかもしれないという懸念はある)。だから悔しい気持ちで「今笑うとこでしたよっ」といってみたりもする。
テレビで漫才や落語を見ても難しい。声が聞き取れなかったり、話が繋がらなかったりもするのだと思う。
「楽しんで過ごす」ということが必ずしも「笑う」ということではないのは承知の上であるが、関西人の性なのか、自分は「笑いをとる」という欲望があるのでたくさん悔しい思いをする。いわゆる「滑って」ばかりの状態なのだ。むしろ、ぼくのほうが笑わされることの方が多いかもしれない。
「にらめっこしましょ、笑うと負けよ、あっぷっぷ」と画面越しの砂連尾さんとにらめっこが始まる。いつもは体操など動きのマネをすることが多いが、今日は動きに相手を笑わせようと積極的にならなければならない。
にらめっこをするとき、相手と心は繋がってなければならないと思う。無視は反則だ。お互い笑わせようとする意志は見せ合うので、心は繋がってないといけない。相手の顔を見て心ここにあらずでは成立しないとおもうのだ。
そうなると、例えば認知症の人と「にらめっこをする」とはどういうことなのだろうか。ここに僕が入居者との関わりを豊かにするヒントがあるのだろうか。
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