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身体のエッセイ

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とつとつダンスにかかわっている人々に身体の部位一つをテーマに書いてもらうリレーエッセイ。毎月更新予定。
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記事一覧

身体のエッセイ7 砂連尾理

生まれた親知らず砂連尾理(ダンサー・振付家)  年明けの7日に親知らずを抜いた。  それは…

身体のエッセイ6 宇野澤昌樹

※今回執筆いただいた宇野澤さんとの付き合いは考えてみればもう7年近くになります。あるとき…

身体のエッセイ5 アサノタカオ

 ※今回執筆いただいたアサノさんは砂連尾理著『老人ホームで生まれた<とつとつダンス>』(晶…

身体のエッセイ4 伊達伸明

 ※伊達伸明さんにはとつとつダンスの舞台公演の際、美術家としてはもちろん、なぜかウクレレ…

身体のエッセイ3 砂連尾理

  ※改めて、砂連尾理さんの情報はこちらから **** 「街中にある身体、その1」 砂連尾理(…

身体のエッセイ2

豊平豪(文化人類学・torindo) *** 皮膚と異界 誰に執筆してもらおうか考えているうちに時は…

身体のエッセイ1

豊平豪(文化人類学・torindo) *** 背中と異界  目をつぶる。背中に意識を集中してみる。  昔、砂連尾さんのワークショップで、目を閉じて相手の気配を感じてみるワークがあった。ぼくにはなにもわからなかった。今ももちろんわからない。  意識をさらに集中する。背中がむずむずするけど、やっぱり何も感じ取れない。感覚の大部分は身体の前方に集中している。何かが背後に隠れていたとしても、武術の達人ならいざ知らず、ぼくみたいな運動神経も勘も悪い人間にわかるはずもない。  さ

はじめに(身体のエッセイ)

豊平豪(文化人類学・torindo)  「とつとつマガジン」をはじめるときに、毎月のワークショッ…