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心がつぶやく「詩」と一緒に

3月21日の記念日【世界詩歌記念日】
ユネスコによって1999年に制定された記念日。由来はこの日に開かれたユネスコの会合で制定されたことからとのこと。世界に多く存在する言語を文化として消えてしまわないよう、保護していくことを目的として制定されたようです。

言語の保護において最も美しいサンプルは何か、それはおそらく国や地域などで共通して「詩」だったと言う事なのかなと感じました。その上ででは日本でそれにもっとも当てはまるのは、と考えて、頭にすぐに浮かんだのは「短歌」と「俳句」でした。

短くも言葉の工夫が様々に凝らされ、その表現は多くの人の想像力を刺激する。詩に編み込まれた言葉の力は、並々ならぬものがあるように感じます。

一方、保存されて継承されていく、文化や歴史を持つ「詩」と対をなし、日々紡がれ続ける沢山の言葉。キャッチフレーズや、歌の歌詞、そのワンフレーズに、今の自分の気持ちを重ねたり、知人と交流する会話の中で使用したり、言葉は人が営み続ける限り、進化し変化していきます。

今年はちょうど春分の日に当たる今日、思わずあなたが口ずさんだ言葉はどんな「詩」でしたか。今まで聞いたこともないオリジナルのものでも、心に残っていた誰かの言葉や歌のフレーズでも、それがその人の「詩」になる。

今日は外散歩で、わたしの心はどんな言葉を口ずさむのか。楽しみにしながら歩きたいと思います。

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