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見えないからこそ気にかけて

10月10日の記念日【世界メンタルヘルス・デー】
世界精神保健連盟によって1992年に制定されました。のちに国連のWHOも協賛し、国際デーの一つとして認定されました。【世界精神保健デー】とも呼ばれます。メンタルヘルス問題に関する人々の意識や関心を高め、偏見をなくし、正しい知識を普及させるのが目的だそうです。毎年テーマを掲げて、この記念日を中心に世界各地で啓発イベントなども実施されています。

子ども達にも一番強い気持ちで一番始めに話すことの一つが、

「心を傷つける言葉の暴力は、体を傷つける暴力よりもひどい時がある。」

だから、言葉を発するときには気を付けなさい。というものです。

実際には、言葉だけでなく、視線や態度などでも、

心は傷つくのですが、その傷の大きさは心の持ち主である本人ですら、

どのくらいの傷なのかを解ることは困難です。

僕自身は実際に、昨年の春、自分の心はまだ大丈夫と思っていたある日に、命を投げ出してしまいそうになり、

自分の心はもう全然限界を超えて重傷だったと気付かされました。

その直後に心療内科に診察に行き、うつ病と診断されて、

本当に心が苦しい日々を過ごした経験をしました。

なので、ようやく仕事に復帰するところまで上向いた気持ちに回復した今、

心が傷つき病むことのきつさに共感できるようになりました。

果たして今の自分の心は元気なのか。

実は自分もなかなかわからない。だからこそ、今日のような記念日の日には、

改めて、自分自身の心や、自分の大切にしている人の心が、

元気かなと、見つめてみるのによい機会なのかもしれませんね。

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