見出し画像

匠の技は、伝統技能にも並ぶ

11月22日の記念日【大工さんの日】
日本建築大工技能士会によって1999年に制定されました。由来は、11月が国の技能尊重月間であることと、22日が第九の神様とされる聖徳太子の命日である事、「11二二」を組み合わせると、二本の柱と土台と桁を表せて、大工仕事との関係を連想させることからだそうです。

大工さんの仕事、見ていてずっと見てられるほどに、素晴らしい動きと技ばかりです。

その一つ一つの動きの美しさと仕事の跡の見える建材の丁寧さを見るにつけ、いつも思うのは、これも一つの伝統技術だなという気持ちです。

何十年も安心して暮らせる家を建てる。それはもうすごいことで、

その先にある技術は、1000年建ち続ける重要文化財の保全修復にもつながっています。

今住んでいる家の近くでは、大型クレーンで10何階建てのワンルームマンションが建てられていますが、

大きな重機の間で、てきぱきと働いている職人さんたちの動きもまた、

素軽く、丁寧な動きでした。

安全に、そして丁寧に、積み重ねられる大工さんの技術は、

歴史と共に脈々と受け継がれる伝統技術に並ぶ、素晴らしいものだと感じます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?