31.ニート時代のはなし（道東旅行編）

学生時代には車を持っていなかったこともあり、帯広より東に行ったことがありませんでした。
そこで、レンタカーを借り、（マイカーを持ったのは今の仕事を始めた32歳の時）2004年8月12日に札幌を出発し、8月18日まで1週間の道東ドライブに出かけました。

雨竜　雨竜沼湿原

美瑛　菅野ファーム

美瑛　トロルドハウゲン

釧路　コッタロ湿原

浜中　北太平洋シーサイドライン

別海

羅臼　羅臼岳

斜里　知床五湖

斜里　オシンコシンの滝

中標津　開陽台

弟子屈　摩周湖

美幌　美幌峠から臨む屈斜路湖

遠軽　太陽の丘公園

道東遠征では主にセビアンの仲間との再会と、思いがけない素敵な出会いがありました。

特に印象に残っているのは、セビアンのSさんを訪ねた時のことです。
Sさんは僕より5つ上で、学生時代は一緒にバスケをしたことがほとんどありませんでした。
ダメ元で連絡してみたら、「おいで」と言ってくださいました。

その日、Sさんは職場のみなさんと隣町のキャンプ場でキャンプをされている日で、ご家族だけ初日から参加され、Sさんだけ仕事の都合で2日目からの参加となっていました。

ご自宅に伺うと、そのキャンプに急遽僕も翌朝から参加させていただくことになったのですが、とりあえずその日はSさん宅で二人で飲みました。
Sさんは僕がメーカーで経験したことを「それは大変やったなぁ」と親身になって話を聞いてくださいました。

翌朝、Sさんと共にキャンプ場に向かうと、Sさんのご家族も、職場のみなさんやご家族も、僕を歓迎してくださいました。

お子さんたちからは僕は『ジェラルダ』というあだ名を付けられました。
シンガポールからホームステイで来たジェラルダが、僕に似ていたからとの理由で。

そして、お子さんたちも含みてみんなで遊び、食べ、夜遅くまで語らい、一緒に寝ました。

この時に知り合ったSさんの職場のみなさんとは、その後も何度かお会いして一緒に飲み会をしました。

そのうちのお一人、二本柳さんとは昨年久しぶりに再会し、いろんな話で盛り上がったのですが、帰りにはたくさんの手土産をいただきました。

やはり、出会いは人生の宝物です。

（つづく）

次のはなし

32.ニート時代のはなし（関西紅葉狩編）
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＜０．プロローグと目次＞
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