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2019年木星逆行

【2019年木星逆行 天命を知る】

惑星は時に地球から見ると逆の方向へ進んで見える事があります。

それを"逆行する"と言います。

本当に反対方向へ移動し始めたわけでなく、地球からそう見えるだけなのですが、占星術ではその期間、その惑星が象徴する事の見直しが起きると言われています。

木星は13カ月ごとに4カ月ほど逆行する天体。

今回は射手座の24度から14度までを8月11日まで逆行します。

木星は 発展や繁栄を象徴する天体。

ほぼ1年で1つの星座を移動するので その年の雰囲気や流行る事を占うのに利用されている天体です。

今年は木星が射手座に滞在しているのですが、射手座は木星のホームとされているのでとても勢い付いた年だといわれています。

勢い付いていた発展のエネルギーがここに来て8月まで見直しに入ります。

2019年が始まり、今までと違う空気間を感じてきている方も多いと思います。

5月からさらに新しく令和の時代を迎え、生きていくにあたり、もう一度どこへ向かって自分は進もうとしているのか、の見直し期間に入ります。

令和という名前も決まり、さらなるイメージが膨らんできている今だからこそ、ここで立ち止まり修正する事がとても大切になります。

そこで木星逆行に入るタイミングのホロスコープからこの時期何が必要なのかメッセージを拾ってみました。

2019年4月11日。2:03。

木星は月と向かいあっています。

木星は射手座。月は双子座。そして月はジュノーという小惑星とぴったりと重なっています。

木星は英語でジュピター。ジュピターはギリシャ神話の全知全能の神ゼウス。

そしてジュノーはゼウスの奥さん。ジューンブライドは、ゼウスとジュノーの結婚式から名付けられました。

ゼウス(ジュピター)とジュノーが向かいあい、ジュノーには月が共にいます。

夫婦が真正面から向き合い、心を象徴する月が女性(ジュノー)と共に。

これからの発展は 相手の心に寄り添っていく事が必要不可欠である事を教えてくれているようです。

人は実際の夫婦ではなくとも 必ず誰かと共に何かを行なっています。

1人で出来る事は限られているからこそ 様々なパートナーシップやチームワークで人は大きな事を成し遂げていく事ができる生き物です。

その時に相手の心、そして自分の心を置き去りにしないこと。

ですが心ばかりに焦点を当てると現実はなかなか動きだしません。

心と現実。理想と現実。相手と自分を調整するための細やかなお手入れや配慮が大きな発展と豊かさに繋がっていく、そんなメッセージを伝えてくれています。

一方現実を象徴する太陽は牡羊座に。

手に入れるためには、ルールーの中で自分の力を思いっきり出し切って闘う事も必要であると伝えています。

太陽と向かいあっているのは小惑星パラス。パラスは調和を象徴する星。闘う事の大切さと共に 例えそれで傷ついたとしても昔から日本で大切にされてきた本質的な調和の道徳観をベースに思いだすことで全ての人が共存出来る道を指し示してくれます。

また太陽、パラスと90度の角度にいるのか、土星、冥王星、ドラゴンテイルの3つの天体。さらに反対側にはドラゴンヘッド。これらが全体で十字を切るような配置となっています。

あの世と現実。見える世界と見えない世界の交差。様々なエネルギーが活発に動くので、それに飲まれない強さも必要となりそうな気配です。

今回の星読み。言葉化がとても難しい配置だと感じています。

そんな中で浮かび上がってくるのが自分が生まれる時に受けてきたこの人生でやるべき使命を知ること。

私たちは自分の人生を生きる事も もちろん大切なのですが、この地球に、今生きている仲間として1人、1人にその人にしか出来ない役割も与えられて生まれてきています。

その中の1人も欠ける事なく、それぞれの力を発揮していく事で、この社会を理想のカタチにしていける。

例えるなら、1人、1人がジグソーパズルのピースの一欠片を握って生まれてきてて、それを合わせるためには、ただ持っているだけではダメで自分の使命のスイッチをオンにする事が必要とされている。そんな感じを受けています。

ややこしいのが そのために闘うことも 癒す事も 逃げる事も 気持ちをフラットにする事も 競争する事も 宇宙の原理原則を利用する事も 自然の恵みを生かす事も そんな見えない事をカタチにする事も 様々な要素がごっちゃまぜに全て必要で 更にそれぞれの意味合いを新時代に即した内容にアップグレイドしていく事が必要となりそうです。

ああ、言葉化しにくい(笑)

もう少し頑張ってまとめると、今までの常識を一新させる必要性と 新しい常識は自然の法則に即したものである必要があること。

それには自分の力を最大限に発揮していく事がまず必要。それは人も自然の一部であり、理屈や理論ではない人の自然な機能は極限まで自分を使い切ることでしか感じる事ができないから。そのために全力をだす事が必須であること。

何に全力を出せば良いかのは相手の心に寄り添う事で知る事ができる。今まで自分の事にエネルギーを注いできたからこそ(自分を大切にしてきたからこそ、また自分で自分を守れるようになったからこそ)相手に寄り添える強さを持つことが出来るようになっている。

相手のために全力を尽くしてみる。

そして細やかな修正を都度都度していく。

それが天命や使命を知る事に繋がっていきそうです。

天命や使命を知らなければ 新たな発展を望む事は難しくなっていきそうです。

そのための見直しを4カ月かけてやっていこうと今回の木星逆行は伝えてくれています。

ちなみに ジュノーはとてつもない恐妻家として知られています。(笑)それは夫のゼウスが、妻のジュノーを尊重して扱っていなかったが故にジュノーが当たり前の権利を主張するためには恐妻家に成らざるえなかったのではないのかなぁ、と私は感じています。(と、いう言葉ではおさまらないほどの恐妻家ぶりではありますが、どれもこれもゼウスに大切にされてない感じはするのです)

時を経て、男女の関係、パートナーシップ、チームワークは、誰かの独断にみんなが付き合ったり、振り回されたりするのではなく、共に尊重しあい、それぞれの幸せを願いながら、各々の役割を全うする事が核となる時代となりました。

そこにエネルギーを注いでいくのが 今年の木星の逆行期間の見直しのテーマのような気がしています。

共に仲睦まじく、素敵な世界を創造していくゼウスとジュノー。

新たな神話を創っていく過程に私たちはいるのかもしれません。

相手を大切にする事と、自分を大切にすることは同じこと。

目の前の相手と仲良く出来ていないのは、自分自身と仲良く出来ていない何よりの証拠。

相手が、環境が、と誰かや何かのせいにする事を卒業し、だったら自分をどう変化させていけばいいのか。

闘いつつ、でもしっかり自分の安全は守りつつ。

難しい課題ですがこれから4ヶ月かけてじっくり取り組んでみましょう。

今年の終わり頃には木星は山羊座へ移動します。

社会的な成功や成果が象徴される木星山羊座時代へ向けて 自分の気持ちをフラットにして平成から令和の時代を楽しんでいきましょう。

本当に今回の星読みは言葉化が難しく、抜け落ちているところや、説明不足なところもあるかもしれません。

これからも日々精進していきます。

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